常連になりたい銀座の名店5選!デートで恋人が喜んでくれる隠れた実力店はココ!

2.上質でいて日常使いができる大人の酒場
『離亭 三ぶん』


銀座の中でも東銀座はリピーターが多い店の宝庫であり、『離亭 三ぶん』もそのひとつ。

懐かしい酒場の雰囲気にして料理は想像以上に上質だ。

きれいな白木のカウンターのある店内は、和食の王道の造りで、大衆的すぎないからデートにも最適。板場の後ろには作家の器や骨董が並び、オーダーごとに皿を見るのも楽しい


歌舞伎座後ろの細い路地に、夜な夜な常連が吸い込まれる酒場がある。

東銀座で人気を博し、東京ミッドタウン日比谷に移転してからも絶好調な『三ぶん』の離亭である。

オープンから7年、隠れ家感と上質な料理に魅了される大人は増え続けている。

立ち呑みの日比谷と違い、着席なのでデートにもぴったり。その際、酒場の臨場感を味わえるカウンターが狙い目だ。

「割烹レベルの器と料理を気軽に味わってほしい」というテーマがある店なので、雰囲気も価格も至極カジュアル。

それでいて刺身も煮物も洗練の味わいで、何気なく出された器が魯山人の作品だったりする。

弩級な一面がありつつ、店長兼料理長・木太さんの柔和な人柄が手伝って、居心地も抜群だ。


毛ガニの身が豪快にのった「三ぶんのカニサラダ」1,100円。

下はセロリ、にんじん、きゅうりを、和風ドレッシングとマヨネーズで和えたもの。

実はこの器は魯山人の作品だが、提供時には「緊張させたくないので」とあえて言わないとか。


季節ごとの薬味がのる「胡麻サバ」800円。

夏は大葉や茗荷で爽やかに。写真は2人前で、ハーフにすることも可。

細路地で温かく灯る看板に引き寄せられる


大通りを1本入ってのれんをくぐれば、上質な料理と酒が今宵も大人たちを満たす。

気のいいシェフに聞いた、お店の客層


「多く来られるのは、銀座近辺で働いている40~60代の方。コロナ禍以降は若い人も増えて、20代の女性がおひとりで来られることもあります。

常連さんには日本酒好きの方が多く、本当に詳しい人も少なくないですね」

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