泡酒を楽しむほろ酔いデートが、最高に心地いいシーズンももう間もなく!
そこで今夏、ぜひ訪れていただきたい注目の一軒が、永田町のすぐお隣の平河町にある。
この店がグルメな大人から一目置かれる理由を探るべく、女優の明日海りおさんをお誘いして、その魅力を紐解いていただたいた!
2回に渡ってお送りしている、明日海さんの記事の後編。
▶前編はこちら:【裏話あり】「相手に求める条件は…」明日海りおが本音で明かす、理想のデートとは
【後編】
■明日海りおさんも唸った、永田町のサステナブルフレンチの魅力
■WEB限定の未公開カット!
※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。
一ツ星とグリーンスターを同時獲得した、サステナブルな最先端フレンチ
時代の半歩先をゆくコンセプトでオープン当初から耳目を集め、瞬く間に人気店へと駆け上った。
“無駄にしない”、持続可能な食への取り組みは国内外から高い評価を得ている。
『Noeud.TOKYO』は今、大人がアツく注目する1軒なのだ。
永田町のすぐお隣、平河町に漂う空気はどこか異質だ。
ビジネス街でも住宅街でもなく、元より繁華街でもない。政治の中枢から至近、といった特殊な立地ならではの緊張感が、独特の雰囲気を醸す。
駅徒歩1分というロケーションながら、地下にあるゆえ、存在の全貌は表通りからはうかがえない。
だが、階下へと続く階段を進み扉を開ければ、想像以上に開放的なカウンター主体の空間が広がる。
「サステナブルフレンチ」と聞くと一瞬、ある種のハードルの高さや、コンセプト先行な気がしてしまうこともある。実際、店がオープンした2年前はその斬新さで一躍注目を集めた。
だが、それだけで星を獲得することは不可能だ。
「勘違いされることも多いですが、僕らがいちばん大切にしているのは料理。大前提として、まず味が美味しくなければお客様は来てくれません。
その上で、素材すべてを無駄なく使い、体と環境に無理なくあること。その取り組みが評価されたとしたら、そこは純粋に嬉しいです」とシェフの中塚直人さん。
コースはフレンチをベースにしながらも、主役はあくまでも食材。
野菜も肉も、すべて栽培や飼育環境を確かめた上で採用しているというだけあり、どの皿からも生命力を感じ、力強いエネルギーがほとばしる。
「お肉、好きです。熟成肉も生肉も。そこにワインがあれば、もうご機嫌です」
この日のメインは「南アルプス放牧豚と淡路産の新玉ねぎのロースト」。
新玉ねぎの酵母の力が、肉の柔らかさを引き出す。肉と野菜、それぞれの旨みが凝縮したひと皿だ。
軽めのピノ・ノワールとの相性が抜群。
大人の女の美しさは染まった頬に表れる
「シャンパンをいただくのは久しぶり。やっぱり、泡は華やいだ気分になりますね。
家では、もっぱら白ワインです。ただ、自宅にセラーはないので、お気に入りは野菜室で保管(笑)」と、茶目っ気たっぷりに笑う明日海さん。
ソムリエがセレクトしたのは、春らしいロゼ。
香り、色を堪能したのち、慈しむように味わう。その姿は、ハッとするほど美しかった。