濃厚だけどとろける中トロが名物！お忍びデートにぴったりな路地裏の隠れ家鮨(2/2)[東京カレンダー

「中トロ」

長年信頼関係を築いたからこそ提供できる、絶品中トロに感動！

大将が絶対の自信を持つ「中トロ」は、老舗仲卸「石司」から仕入れる。

この日は、和歌山・那智勝浦産の天然本まぐろだった。

上品にとろける脂と、鉄分の旨みが豊かな赤身とのバランスに思わず唸ってしまう！

「ふぐの白子の小丼」

クリーミーな白子のとろける口当たりに悶絶！

丸々と太ったふぐの白子が鎮座する小丼。

真ふぐの白子は、煮切り醤油で味つけしてこんがりと焼き上げている。

スプーンでシャリとよくかき混ぜ、リゾット風にして食べれば、ふぐのクリーミーな旨みが酢飯と完璧に融合！

「アナゴ」

“久兵衛”譲りのアナゴで確かな江戸前仕事を堪能！

アナゴの握りは東京を代表する名門のそれを思わせる佇まい。

この日は長崎・対馬産で、崩れる寸前の柔らかさまでじっくりと煮込まれる。

ため息が漏れるような極上の甘みがあり、クドすぎないツメも心地いい！

日本酒が好きでセレクトにもこだわる

望月大将は『久兵衛京王プラザホテル店』に長く在籍した後、『銀座久兵衛銀座本店』へ。

ベテランだけに許される、客前で握るポジションも経験した。

『鮨おにかい』の大将を経て、昨年10月に『鮨神楽』の大将に就任。気さくな人柄も魅力だ。

白木のカウンターが清々しい店内

つまみ8種と握り10貫で構成されるおまかせは、15,000円とコスパも申し分ない。

カウンターに隣り合って、経歴に裏打ちされたコースに舌鼓を打てば、ふたりの距離も縮まるはずだ。

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※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今号は5/20（金）から。