「食べるのが勿体ないほど美しい!」芸術品のように緻密で美味な逸品11選

10.上質なタンで仕立てた“火の鳥”が、大人の遊び心をくすぐる
『FIRE WOOD TOKYO』


目に飛び込むのは青空を羽ばたく火の鳥。翼の先まで繊細だが、実は全て牛タンである。

近頃フィードを賑わすこの鳥は、元々平田正道シェフが、ゲストに幸運を運ぶ鳥を提供したいとまずスケッチし、お皿も特注。

焼肉業界に20年いた平田さんには「上質なタンをレアで味わってほしい」という願望があり、胴体をタルタル、羽を生ハムで仕立てた。

ビネガーで整え、アクセントは梅の粉末とスマック(中東の香辛料)だ。コース(15,730円)より。

変幻自在の和牛メニューを、劇場型カウンターで堪能


『FIRE WOOD TOKYO』は、“和牛ラボ”として、これまでの肉割烹とは違う各国の技法を取り入れたコースを提供。

平田シェフのほか、2人のシェフとソムリエがチーム一丸でメニューを考案する。

和牛の魅力をより引き出すため薪焼きにこだわり、迫力ある火入れを臨むカウンターが特等席だ。

#コチラも映える


コースの最初に登場するのは、「Hazy Forest」なる一品。

グラスにマジョラムやセージが入り、ドライアイスに水を注ぐと森のような香りが漂う。

目を癒やし香りを楽しんだ後は、チェイサーのハーブ水となる。


隠し味でフォアグラが入った「冷製カルボナーラ」。

#食のアーティストはこの人


18歳で食肉業界に入り、20年以上の経験から和牛に精通。

生産者との太いパイプを生かして、国内外で和牛を提供する店舗を展開。昨秋、和牛の新たな魅力を提案する『FIRE WOOD TOKYO』を開業。

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