年齢や経験を重ねるにつれ、人それぞれの考え方や感じ方の違いに気づき、恋愛って難しいと思う方も多いだろう。
「あの時はこの方法でうまくいった」など自身の経験からの学びもある分、次の恋愛に移行した時も同じ手法を使いがちだ。
だが、それが間違いだとしたら…?
ここでは恋愛心理学の第一人者である越智啓太先生への取材から導き出された「恋愛ロジック」をもとに、すぐに活用できる“生きた恋愛テクニック”を紹介していく。
▶前回:本命デートはこの『色』を身につけよ!心理学で実証された魅力度がアップする『色』とは
越智啓太(おち・けいた)
法政大学文学部心理学科教授
横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻終了。
警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。
専門はプロファイリング、虚偽検出など犯罪捜査への心理学の応用。現在は主にデートバイオレンス、デートハラスメントと恋愛行動との関連やストーカーの危険性推定などについて研究している。
テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くの人気ドラマの監修、コメント演出を行う。
大人の“初デート”の答え合わせ
何歳になっても、初デートはドキドキする。
だが、相手のことをよく知らないうえで、決めなければいけないことが多すぎるのも初デート。
どこのレストランに誘って、どんな会話をして、2軒目は……。
そんな迷えるあなたに、越智先生が恋愛心理学的見地から初デートの必勝法を指南。
自分なりに確立されたデートプランがある方も、今一度これを機に見直してみるのもオススメだ。
以下、悩むシチュエーション別のQ&Aを設けたので、自分だったらどうするかを想像しながら読み進めてほしい。
そもそも、初デートの時間帯はいつがいいのだろうか。改めて下記を考えてみてほしい。
Q.1 初デートの時間帯はいつがいい?
1. モーニングデート(朝)
2. ランチデート(昼)
3. ディナーデート(夜)
正解は「3」だ。
「朝型と夜型、人それぞれの生活サイクルを優先することも大事ですが、朝や昼よりも夕方以降に会うほうが、仲が深まりやすいというデータがあります。
朝や昼のデートだと、その後に予定がある場合、デートに集中しにくくなってしまうからです。
そのことから、夕方以降で次の日に予定がない週末だと、お互いリラックスした状態でデートに臨めるので、ベストです」(越智先生)
とはいえ、あまり夜遅いと女性は警戒する。その警戒を解くためにも、あらかじめ終電の時間を確認しておくなど、終わりの時間を最初に示しておくのが、スマートだという。
Q.2 初デートの待ち合わせ場所は、どこがいい?
1. 車で彼女の家まで迎えに行く
2. 外で待ち合わせ(駅、ランドマークなど)
3. レストランで現地集合
車で迎えに行くのは、女性に手間を取らせないから気が利いていると思われるかもしれない。また、少しわかりにくい場所に店がある場合、駅などで待ち合わせをしてから一緒に向かうと親切かもしれない。それとも、無難にレストランで待ち合わせるのがよいのか。
迷うところだが…。
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント