※こちらの店舗は現在移転し、『ニショク』に店名を変更しています。掲載内容は移転前の情報です。
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自分の“腹身(ハラミ)”がますます気になる今日この頃だが、炭水化物は控えられても肉食はどうしたってやめられない。寄る年波のせいか、最近は霜降りよりも赤身肉に魅かれがちで、ヒレやランプと同様にハラミにはほとんど無条件に反応してしまう。
ここ数年の内臓肉のブレイクによって、焼肉店以外でもハラミを扱う店が増えてきたが、昨年10月にオープンした『トラットリア ドゥエ・コローリ』の炭火焼は格別で、肉質の素晴らしさ、絶妙な火入れは“これぞ、ハラミの極み”といった感がある。
もともと北参道の『タンタボッカ』でシェフを務めていた山口高志さんとソムリエの渡部武志さんがタッグを組み、独立開店。前店同様、炭火焼の肉料理がウリのひとつだが、和牛のほかに豚や仔羊なども扱い、お客の好みに応じたボリュームで供する。しかも、和牛フィレ、ハラミは100g、白金豚ロース、骨付き仔羊などは150gで1900円とコストパフォーマンスも抜群。
骨太な肉料理に合うハウスワインの飲み放題(2時間制)も行っており、その気前の良さには頭が下がる。こちらも“太っ腹”覚悟で出かけたい1軒だ。