2013.03.21
東奔西走! 局地的グルメホットSPOT Vol.3食欲を刺激する炭火の香りと塊肉の威風堂々たる佇まい
肉の聖地として君臨し続ける中目黒。
老舗と新店が切磋琢磨することで、街中の店が高いクオリティを誇る。
2013年3月、数多くの名店が居並ぶ中目黒に、注目のルーキーが誕生した。その名も『うしごろバンビーナ・カルボーネ』。昨年8月、恵比寿にオープンし、瞬く間に予約困難な人気店となった『うしごろバンビーナ』が、ここ肉の聖地に打って出たのだ。
店名の“カルボーネ”とは、“炭”を意味するイタリア語。A5和牛をリーズナブルに供するスタイルは継承しつつ、炭火焼きメニューに特化している。代表作は厚切りバンビーナ“ロック”ステーキ。まるで岩の如き堂々たる佇まいの塊肉を、遠赤外線の効果を利用してじっくり炙り焼くことにより、旨みを外に逃さない。
まずは岩塩だけの直球勝負で、肉本来の味と炭火の香りを楽しみたい。そしてお次は、オリジナルステーキソースや西洋ワサビなどの調味料で変化をつけながら。多彩な角度でA5和牛を満喫すれば“元祖肉の聖地”中目黒での、新たなる名物の誕生を実感していただけるはずだ。
中目黒の焼肉シーンを、20年以上も牽引し続ける名店『びーふてい』がプロデュースした和牛バル。霜降り肉を塊で焼くガッツリ系メニューもさることながら、上ミノのアヒージョ、和牛レバーペーストといった、ワインと相性抜群の創作料理が揃う。提供する肉はすべて、“ビーフマイスター”と称される元精肉店の店主が一頭買いした、最上級の処女牛。その味を知り尽くした目利きだからこそのクオリティの高さを、ワイン片手に堪能したい。
「アバ=内蔵料理」と肉料理を看板にするビストロ。肉愛好家が集う中目黒でも、とりわけモツ好きの舌を唸らせる名店だ。アバメニューの数々は、オーナーシェフがフランスでの修業時代に習得した内臓処理技術の結晶。丁寧に下処理することでクセを取り除き、旨みだけを際立たせている。なかでもトリッパや豚の耳などを固めたアバジュレは、多くのファンを唸らせる秀作。なめらかな食感の中で生まれる躍るような歯ごたえは、全く新しいモツ体験となる。
デザイナーのユアン・レイ氏による内装は天井が高く開放的な雰囲気。アメリカンダイナーを思わせるこのモダンな空間で供されるのは、目利きによって選び抜かれた上質な黒毛和牛だ。カルビ、タンなどの定番をはじめ、しんしん、ともさんかく、みすじといった希少部位が、幅広くラインアップされる。これらの肉メニューはすべて、1枚よりオーダー可能というのも面白い。多彩な部位を思うがままに味わえる、肉好きには堪らないシステムだ。
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