浅草の2つの顔を持つレストランで、実力派シェフの絶品煮込みを!『エンシア』
浅草・雷門のお膝元に、今年8月誕生した『エンシア』。こちらは、昼はパティスリー、夜はフレンチレストランと2つの顔を持つ一軒。
パティスリーの奥へと進むと、広いL字型のカウンターが登場する。
店内は一見クールな雰囲気だが、左官職人が手がけたニュアンスのある壁が温かさも醸し出し、モダンな空間で食事を愉しめる。
オーナーシェフの鈴木剛志さんは、18歳で料理の世界へ飛び込み、27歳で渡仏。フランスの名店で修行を重ね、神楽坂『ラリアンス』総料理長に就任した実力派!
その後独立し、同店をオープンさせた。
「庶民的な食材を、フレンチの調理法と経験でいかに美味しく昇華させるか」が、鈴木シェフの真骨頂。
なかでもソースへのこだわりは強く、スペシャリテの「漢方黒毛和牛の煮込み」もその一つ。
メイン食材の14種類の漢方を与えて肥育した和牛は、2日間マリネし6時間煮込む。肉の旨みを抽出した出汁とマルサラ酒を煮詰めたバターでコクを加えたソースが、ホロホロと口の中で解ける肉と相まって極上のハーモニーに!
「『マスターズドリーム』の苦味とコクが、煮込みのコクととても合うと思います。
さらにソースの甘みにも寄り添ってくれたり、ジャガイモのピューレのまろやかさを芳醇なビールで包んでくれたりと味わいに多様性があるのもいいですよね。肉とも副菜とも一体の味わいを生み出してくれるビールだと思います」(鈴木さん)
リッチな味わいの『マスターズドリーム』と合わせれば、その贅沢な余韻にじっくりと浸れるというわけだ。
この本格的な煮込みが含まれたディナーが、ドリンク4杯付きでコース9,000円という下町価格。嬉しい驚きを隠せない!
【店舗概要】
住所:台東区雷門1-7-7
TEL:03-5830-3422
営業時間:17:30~23:00(L.O.23:00)
定休日:月曜