女にとって、経験豊富な年上男性は魅力的に映る。
だが、その魅力ゆえこだわりの強いタイプが多く、女は年を重ねていくうちに気づくのだ。
― 頑張って彼に合わせるの、もうしんどい…。
年上ばかり選んできた女が、自然体でいられる相手は一体どんなタイプの男なのだろうか?
これは、アラサー独身女がこれまでの恋愛観をアップデートする物語。
◆これまでのあらすじ
新たな出会いを求めて、同僚と食事会に参加した多佳子。そこで出会ったのはなんと、ひと回りも年下のプロサッカー選手だった。食事会の途中で、彼から強引に連絡先を聞かれてしまい…。
▶前回:食事会の初対面でにらんできた銀髪の年下男。彼が必死になって女に要求した“お願い”とは?
Vol.3 年下男に揺さぶられる女心
食事会が終わり、恵比寿にあるマンションに帰ってきたのは21時。
あまりお酒が強くなさそうな男性陣に気を使った私は、まだ飲み足りない気分だった。
― 明日は朝早くないし、ワイン開けちゃおうかな。
グラスを用意して、リビングのソファに体を預けて座る。1日の疲れと緊張がゆ......
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この記事へのコメント
颯可愛いじゃん。
これからどんな面を見せるか、とりあえず付き合っちゃいなよ。