オレの、私の、“奢りテク”教えます Vol.5

アオヤマ シャンウェイ

青山 シャンウェイ

~奢る店選びの条件~
心を開ける場所で、本当にいいものを食べてほしい

curated by
森本 千絵

右上.上海で見た、鍋ではなく鉄板で作る中華料理を佐々木シェフが青山で再現。鉄板の上で食材が躍り、香ばしい匂いが鼻孔をくすぐる 右下.森本さんがよく頼むのが、山椒の効いた陳麻婆豆腐。香辛醤にはトウチや干し海老が入っており辛さと旨みが共存 左上.10時間以上かけて、せいろで丁寧に蒸し上げた蒸し鶏。形は崩れていないのに骨までお箸が入るくらいやわらかい 左下.炒飯と烏龍茶で作ったおこげ、揚げた烏龍茶の茶葉を組み合わせた高山烏龍炒飯は同店オリジナル。混ぜて食べる

森本千絵【コミュニケーションディレクター】

出会ってから数ヶ月で自宅のような存在に

森本千絵さんが『青山シャンウェイ』と出合ったのは、お隣のワタリウム美術館で個展「en°木の実展」を開いた昨年暮れのことだ。だから付き合いは新しいけれど、今では「ただいまって言いたくなる、自宅の台所みたいな存在」になったという。「スタイリストの伊賀大介君の紹介でしたが、衝撃的でした」。

佐々木孝昌シェフが上海で出合ったという、鉄板で中華を供するスタイルは確かに斬新だ。「来るたびに、どれも美味しいなぁって騒ぎながらいただいていますけど、特に骨まで食べられる蒸し鶏にはびっくり。陳麻婆豆腐も定番です」と森本さん。

シェフの人柄にも感銘を受けた彼女は、こちらに大事な方々を招くことも多いという。「大事な方は、心を開ける場所にしかお連れできません。一緒に食事をすることは、命をわかちあうというか、ある意味で同士とかきょうだいになること。だから私、興味のない人とのご飯には行きませんもん(笑)」。この言葉から、森本さんの食事へのこだわりが感じられる。

森本千絵/Chie Morimoto

goen°主宰、絵人、旅人。最近では、「組曲」などの企業広告や動物園のディレクション、保育園の内装を手がけるなど多方面で活躍

本日は、森本さんの事務所を独立する宮田佳奈さんの卒業祝い。「博報堂にいたときは先輩から面倒みてもらっていたので、奢るとか意識しないで普通に払っていますね。ただ、本当にいいものを食べてもらいたいというのはあります」。博報堂時代は、先輩が全メニューを頼んで食べ終わるまで帰れないという豪快な“奢り”も経験したのだそう。

「今日は取材なのでおとなしくやってますが、この後は甕で紹興酒を呑ませますよ」と笑う。宮田さんのお祝いは、ここからにぎやかになりそうだ。


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