筆に見立てたパイが斬新!チャイニーズ界に新風を送り込む恵比寿の新店

「四川料理+香港点心」を謳う、これまでにないタイプのチャイニーズ『中國菜 李白』が恵比寿にオープンした。

その店名の由来は、四川で育ち、美食と酒を愛したといわれる詩人・李白の名からという。

数々の有名店で経験を積んできた実力派シェフと点心師との共演を楽しめる、華麗なるコースの一部をご紹介。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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“三本の矢”の如く、3人が力を合わせて表現する“四川+点心”の新しい世界


オーナーシェフ佐藤剛さんは「四川料理で多用される唐辛子や山椒の香りや辛味、料理の彩りの鮮やかさに魅了されました」と語る。

独立にあたって、自身同様に四川料理の経験を積んできた木村侑史さんと、香港点心の名手である木村 葵さんとともに店を立ち上げた。


まずコースの最初に登場するのは、なんと筆をかたどったシグネチャーディッシュ。

白い毛の部分が、カレー風味のじゃがいも餡を包んだパイになっている。


「夫妻肺片」は、四川ではとてもポピュラーだという牛の内臓を使った一品。

現地ではハツとハチノスがメインだがこちらでは牛タンも加えて。辛味と痺れがシャープな麻辣ソースで。


「蒸点心」は手前より「花ニラと海老の蒸し餃子」、「玉ねぎと豚肉の焼売 XO醤添え」。

料理はいずれも、おまかせコース(10,000円)の一例。


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『虞妃』『老四川 飄香』『龍天門』出身の実力派シェフたちが新しき中華に挑む


オーナーシェフの佐藤さんは、四川省への留学経験も持つほど四川料理に傾倒。

惜しまれつつクローズした代々木上原『虞妃』の料理長を経て、このたび独立。


料理長の木村侑史さんは、上海料理の経験もありつつ、都内に4店舗ある『老四川 飄香』全店で研讃を積んだ。


点心師の木村 葵さんは、『赤坂璃宮』、ウェスティンホテル東京『龍天門』で活躍。

細やかな細工はお手の物だ。



12品からなるおまかせコースは、佐藤さん&木村さんによる上品かつメリハリの効いた四川の名品と、葵さんが作り出す優美な点心、そして2つの要素が融合したオリジナルな逸品とで楽しませてくれる。

感性豊かな3人の料理人が伸びやかに織りなす美味に酔いたい。


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