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「タン」で感動する名店 Vol.3

これぞ下町焼肉のスーパースター!美食家が予約争奪戦に血眼になる人気店

東京カレンダーでもおなじみ、伝説の焼肉店『静龍苑』

名物「タン塩」のレベルがケタ違いに美味しいこの店、焼肉好きなら一度はその名を聞いたことがあるのでは?

今回は焼き方のコツからタン塩の魅力まで、その詳細に迫る!

▶「タン特集」前回:「幻のタン3種盛り」は肉好きならマスト!最強の焼師 × 極上肉のタッグに勝るものなし

※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。



森下で45年続き、2年前に清澄白河に移転した『静龍苑』は、まぎれもなく下町焼肉のスーパースターである。毎月15日の予約受付日には、回線がパンク寸前になるほど電話が殺到するのだ。

焼肉好きが是が非でもこの店を訪れたいと切望する理由は、名物の「タン塩」なくして語ることはできない。

「タン塩」2,900円。皿上に美しく盛りつけられたタンが運ばれてくると、必ずや歓声があがる。秘伝の塩ダレは1度食べるとやみつきになり、次の予約をせずにはいられない。写真は3人前


移転後も人気は衰えず!クセになる味付けがタンの旨みを引き立てる


タンをはじめ、塩の焼物の注文は最初の1回だけで追加は受け付けないというのが、創業以来の鉄の掟。注文が入ってからカットして提供することをウリにする焼肉店が増えるずっと前から「切りたての肉を出す」ことをモットーとしてきたからだ。

タン塩も注文を受けた分を手切りし、塩やごま、ニンニク......


「タン」で感動する名店

焼肉好きの大人が、まず初めに注文するもの。それはきっと、タンだろう。

たっぷりのネギを乗せたり、レモンを付けたり……。

店によって楽しませ方は多種多様!

プリっとした弾力と、心地よい歯切れの良さ。

店の顔として堂々と登場するタンの存在が、大人の“焼肉ボルテージ”を上げるのだ。

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