夜風が最高に気持ちいい季節!名店に潜むムード満点なテラス席4選

3.恵比寿で15年愛されるビストロの骨太料理を、夜風と楽しむ至福の時間
『le Lion』


飲食店がひしめく恵比寿通りの一本内側の細い路地に、ビストロ『le Lion』は居をかまえる。

ブレないクラシックな料理が、恵比寿民に愛されて15年。赤いベンチソファや壁の写真が醸す、パリの昔ながらのビストロのような空気感も慕われる理由だ。

ガラス戸が開けられた状態で店内と一体化しているテラス席。肩肘張らない空気感で、昼からここでビールを飲む人も多い


そんな趣ある店の軒先にあるのが、常連にはおなじみのテラス席。路地に面しているが、人通りが少ない上、目隠しの木々もあるので落ち着いて過ごすことができる。

夏の夜風に吹かれながらこのテラス席で乾杯すれば、気分が高揚すること間違いなし!

ビールの心地よい苦味が「豚肉のリエット」や「ウフマヨ」などの前菜とも好相性。さらにガッツリとした肉料理とも釣り合い、例えばスパイスが効いた「仔羊のソーセージ」なんてうってつけだ。

エキゾチックに香る粗挽き羊肉を口にし、ビールで流し込めば、もう余韻まで気持ちがいい。


自家製ソーセージとビールの、間違いない組み合わせに酔いしれる


最後ラタトゥユを添えて皿ごと温め、ラタトゥユとソーセージの香りをなじませる。ソースのように一緒に食べるのがベター。

「仔羊のソーセージ」2,400円、「ヱビスビール」630円。恵比寿の夜風を感じながら、という都会らしさも相まって「ヱビスビール」がスムーズに喉を通っていく。


フランス料理歴20年。ホテルのレストランや『オーバカナル』、恵比寿の『ル グルマン』を経て、2019年に『le Lion』のシェフに就任。

田舎風パテやブーダン・ノワール、鴨のもも肉のコンフィなど、何回でも食べたくなるクラシックなビストロ料理に定評あり。

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