2021.06.08
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桜の葉で香りを付けたり、塩で食すなど変幻自在な握りにワクワクする
内容は握り13〜14品、つまみ7〜8品。身に着けた伝統だけに留まらず、彼の鮨は美味しいものを出したいという意欲に富んでいる。
桜の葉で〆た「春子」は、古い文献から見つけたという手法だ。
花見の気分だけでも味わってもらいたいという、春の時期だけの旬の味。噛めば華やかな桜の香りが口いっぱいに広がる。
例えば桜の葉で〆た春子は、季節の旬を閉じ込めた逸品。
煮ハマグリには低温調理器を使い、穴子は直前に蒸してから出すなど、より良いと思うアイデアに果敢に挑む毛利さんの挑戦は止まらない。
その根底に流れるのは、食べる人を喜ばせたいというサービス精神だ。
バーのような暗さとジャズミュージック。店主との軽快な会話にも心躍る
ほの暗い店内は、しっとりとした雰囲気。この雰囲気は他にはない。
「2万円を超える鮨店なら、同じような店は他にもあります。この価格だからこそ、駅から遠い場所にもわざわざ足を運んでもらえる」と語る言葉は謙虚。
フレンチや和食の料理人に友人も多いというから、鮨に留まらない料理の世界にアンテナをはり、常に自身の鮨のアップデートを欠かさない。
どこまで伸びていくのか、その姿を見守りたい若き鮨職人のひとりだ。
一軒家のように木をふんだんに配した佇まいが、情緒を漂わせている。
『鮨 利﨑』は奥渋谷から神山町に抜ける、遊歩道に面した場所にある。住宅街に近接した渋谷でも静かなエリアだ。
どこの駅からも距離はあるが、ここまで歩くアプローチすらも「鮨を食べる」という期待感を高めてくれるのである。
この記事で紹介したお店
鮨 利﨑
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