休日のお昼から、彼女と恵比寿でデート。
「せっかくの休日だし、ちょっと贅沢なランチで彼女を喜ばせたい!」
今回、そんな日に訪れるべき名店を、厳選してご紹介。
午後からのデートにも勢いがつく、絶品料理が待っている!
1.フカヒレ料理の神髄が凝縮!
『筑紫樓 恵比寿店』
1978年に恵比寿で創業して以来、フカヒレ料理の名店として広く知られる『筑紫樓』。
スペシャリテの大フカヒレ姿煮込みを筆頭に、お刺身姿造り、ステーキなど魅惑の料理がメニューを飾る。
とはいえ、フカヒレは世界屈指の高級食材。
つい懐具合との相談になるが、「自慢の味を手の届く範囲で」と店が位置づける料理がある。
フカヒレ入り煮込みかけごはんだ。
料理長曰く、「作り手ながら何度でも食べたくなる」という逸品。味の決め手は、丸鶏を8時間煮込んだ白湯にある。
フカヒレと白湯の餡と、ご飯の融合。
もしかして、この食べ方がベスト? と思わせるほど、記憶に残る味である。
2.代々伝わる職人技をギュッとひとつの器に
『松栄』
鮨屋で食べるバラちらし―。
刻まれたネタの数々が艶やかに煌めく器を見たとたん、思わず胸が高鳴る人も多いだろう。
『松栄 恵比寿』のランチに名を連ねる特製バラちらしは、10種類以上のネタを使う豪華版。
口に放り込めば、中トロの甘い脂、とろける穴子、歯の先で弾けるイクラの食感などが一気に押し寄せ、至福の世界へと誘っていく。
店は1966年に創業し、平成初期にリニューアル。
オーダー後に焼く玉子焼きを始め、昔気質の仕事を受け継ぐ江戸前鮨が身上だ。
そう、バラちらしに幸せを感じるのもごもっとも。その職人技を、器にギュッと詰め込んだ逸品なのだから。