坂口健太郎から、目が離せない。「デートで行ってみたい街」は、意外な場所だった!


彼の男くささは、とまらない。実は大のお酒好きで、焼酎を箱買いしているとか。

2月初旬の時点で、「今年は、まだお酒を飲んでない日はないです」と話す。

仕事終わりにオンオフの切り替えとして家で飲むが、夕方から焼酎のソーダ割を飲み始めるとエンドレスになるそうで、最近は空になったら終わるワインに切り替えた。

では、お酒のお供に楽しんでいることは…?

「友達に電話して喋りながらだったり、韓国ドラマを見ながらだったり。

昨日はちょうど『スタートアップ:夢の扉』の1話目を見ましたし、去年は『愛の不時着』にどハマりしてました。

ラブストーリーにハマるとは思っていなかったんですけど、やっぱり泣いちゃいましたね。酔っ払っていると、涙腺が弱くなるのかもしれないです(笑)」


坂口健太郎さん、もしかして、もう“甘いイケメン”は卒業ですか?


自身の初主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件』(2018)も、韓国ドラマのリメイクだ。

元が大ヒット作なだけにプレッシャーはあったはずだが、「オリジナルが面白いからこそ、もっと面白くしたいと思いました」と、主人公の刑事・三枝健人を見事演じきった。

結果、ドラマは多くのファンを獲得し、今年4月には劇場版が公開となる。

ドラマと同じく主題歌はBTS。実は、坂口さんとBTSの親交は有名で、彼らのエピソードが出るたびに、ファンがざわつくほどの関係だ。

「マイクを持てば最高に格好いい姿を見せてくれて、それでいて、普段の彼らはとってもキュートで優しい。色んな表情をみせてくれるのが魅力だと思っています」

惹かれる存在であるからこそ、再びタッグを組む喜びもひとしおだ。

「初めて映画の主題歌を聴いた時、連続ドラマからスペシャルドラマ、映画と成長してきた三枝健人の心を代弁してくれるような曲だと感じました。今回も作品に力を貸してくれる曲だと感謝しています」

全力で撮影に挑んだ日々が報われる思いでもある。なにせ、本作はアクションがかつてなく激しい。

「衣装合わせで、監督に〝今回はボロボロにしますね〞と言われました。

観ている人にちゃんと痛みを感じさせたいと言われ、高いレベルを求められていると思ったけど、やってやろうという精神で挑みました。

それで、トレーニングの時に、本当にパンチを受けたらどれくらい痛くて、どんな衝撃が発生するのか知りたくて、ガードをつけた上で〝一回本気で殴ってもらっていいですか?〞と、芝居に入る前にお願いしました。

実際のシーンでも、その衝撃の再現ができていると思います」

役柄と真摯に向き合い、リアルを追い求める坂口健太郎さん。俳優としての骨太な一面が垣間見えた。

■Information
『シグナル 長期未解決事件捜査班』(2018年、カンテレ・フジテレビ系全国ネット)は、2016年に韓国で放映されたドラマのリメイク作品。無線で現在と過去の刑事が繋がり事件を解決していく物語。3月30日にスペシャルドラマが放映され、4月2日に劇場版が公開される

■プロフィール
坂口健太郎 1991年生まれ、東京都出身。2014年に俳優デビュー。2019年の『そして、生きる』、2020年の『仮面病棟』等、主演映画も多数話題になっている。今後の作品としては、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』にも出演する。

■衣装
ジャケット 81,400円〈サイ/マスターピースショールーム TEL:03-5414-3531〉、シャツ 34,100円〈グッドナイト/インターナショナルギャラリービームス TEL:03-3470-3948〉、パンツ 30,800円〈ディガウェル1 TEL:03-5722-3392〉

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