港区エリアの隠れ家 Vol.1

大切な人だけを連れて行きたい港区の名店。和食を愛する大人がほっとできる場所へ

東京きっての艶やかな街、港区。

その本当の魅力は、少し離れた路地の隠れ家に潜んでいる。

知る人ぞ知る「港区」の人気店を紹介しよう。

今回ピックアップするのは、和食の名店『壽修』

演出が控えめな一本気の和食を好む大人を受け入れてくれる、懐の深い一軒だ!

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港区・西麻布を象徴する二股の小道が、根津美術館から六本木通りに下る「北坂」だ。『壽修』もこの道沿いにある


西麻布の裏手に伸びる路地の中間地点。静かな佇まいの『壽修』は、この隠れ家エリアにある。さまざまな店の入れ替わりが激しいこの街で、もう10年以上慕われている名店だ。

中に入ると、階段を下りた半地下が店になっており、そのアプローチがお忍び気分を上昇させる。

美味しいものをしっかり食べてもらいたい。正確な仕事を積み重ねてきた10年の重み


天井が高い店内で板場に立つのは、日本料理歴24年の店主・先崎真朗さん。

地元・佐賀の食材を織り交ぜた王道のコース展開で、「本当に美味しいものだけを一番いい温度帯で」と、飾りや演出に捉われずにシンプルな仕事を大切にしている。

それが結果、派手さに勝るインパクトとなるから惹かれてしまう。

例えば、お椀には甘鯛の骨でとった澄んだ出汁がはられ、筍が香る。目には見えない滋味深さが、何より記憶に残る。

聞けば客の半分が常連だとか。

なるほど、確かにこの店は四季の移ろいを感じるために再訪したい。そして、その瞬間を共有したい相手を誘うべき店なのだ。


「先付け」。サヨリの昆布締めと赤貝に、うるいやこごみといった春の山菜を合わせ、土佐酢のジュレでまとめている。


甘鯛と筍、椎茸、ふきの「お椀」。ベースは鰹昆布出汁だが、鰹の味を強く出さずに甘鯛の骨でとった出汁をいかした仕上がり。


炭火焼きした佐賀牛のイチボ。満足できる量があり、このイチボは80g。すべて15,000円のコースから。


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店一番のカップルシートはココ!

2席あるテーブル席が会話に集中できる!


カウンターの後ろにテーブル席が2席あり、その右側が最も人目につかない位置。

奥に座る人が板場を見ることができるので、そこはふたりで要相談だ。


半地下の分、天井は高く、広々とした空間に感じられる。

客層は落ち着いた大人が多いため、安心して過ごすことができる。



和食を愛する大人たちがホッと一息つけるような温かな料理と雰囲気が、ここ『壽修』にはある。

ぜひ大切な人と一緒に、この至福のひと時を共有してほしい!


▶︎Next:3月20日配信予定 港区の人気店『ユヌパンセ』

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