日常の晩ごはんを大人なデートへ格上げできる!“ご近所ごはん”に鉄板の焼き鳥店

日常の晩ごはんがデートに変わる、ふたりだけの空間が嬉しい


座ったのは入って右側にあるテーブル席。4名まで座れるが、ふたりでゆったり過ごすのにも最適。

席からは焼き場も見えるので、焼き鳥店ならではの臨場感も味わえる。

店主・白柳さんの独創性を加えた繊細な料理が、食通の心をくすぐっている


コンクリート打ちっぱなしの壁と無垢の木による店内は至極シンプル。

内装のさりげなさと同じく、店主の白柳公之さんも飾らない雰囲気だが、その焼きは他に浮気をさせない凄腕だ。

鶏の胸骨周辺から取れる希少部位の「松葉」。さらりとしながら滋味深い脂を持つ淡海地鶏の雌を使用し、味つけにはバルサミコ酢と醤油を使用


焼き上がりのジューシーさとコントラストのある食感は鮮明に記憶され、急に思い出しては無性に食べたくなる。

なおかつ、地鶏5本1,500円からというコース設定で、あとは好みを追加という良心的なスタイルを取るため、解放的な気分で楽しめる。

養鶏場から直送される滋賀産淡海地鶏と静岡県産天城軍鶏にこだわり、白子や食道などの希少部位を揃えるのが特筆すべき点。

でも、やはり白柳さんの技術が一番であり、「幅広い層の人たちに焼き鳥を楽しんでほしい」という店主のスタンスが、この店の心地良さを生み出している。


天城軍鶏の「白レバー」はタレで。奥行きのある風味で、とろりとした食感もたまらない。食べ応えのある1品だ。


「前菜」。奥からレバーパテ、右が季節の野菜とネギ味噌、左が白菜とブロッコリー、じゃがいものすり流し。おまかせ5本コース(1,500円)より。


〆の一番人気は「鶏そば」750円。

特注した細麺に、地鶏のガラを3時間煮込んだコク深いスープがよくからむ。軟骨や鴨を混ぜたつくねも入り、最後まで鶏のさまざまな魅力を堪能できる。

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