2020.12.27
ワイドショーやバラエティ番組で見せる、ズバッとストレートなコメント。
何ものにも迎合しないスタイルで、お茶の間を賑わせた長嶋一茂さんと、「大好物!」だという焼き鳥の評判店へ。
「東京カレンダーね、いつも読んでますよ」との嬉しい言葉を受けて、焼き鳥片手に、今年の事象についてコメントをもらったところ、あらゆるテーマでパンチラインが飛び出した。
そこには、見習うべき思考法や処世術が満載。
経験を積んだ男の〝直球な言葉〞は、説得力に溢れていた。
東京カレンダーのアプリを使えば、掲載しきれなかった長嶋さんのインタビュー全文と、雑誌の最新号を今すぐお読みいただけます。
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まずは、「東カレ的」な価値観について、6つの質問です!
舞台となったのは、恵比寿『鍈輝』。
「俺、小さいときに会ってる?いやあ、お父さんにそっくりだね」
店に入るなり、店主の小野田幸平さんに話しかけた長嶋一茂さん。
小野田さんの実家である田園調布『鳥鍈』は、長嶋さんファミリー御用達の焼き鳥店。そこの息子さんが独立開業した店とあって、長嶋さんも初手から打ち解けた雰囲気に。
小野田さんが目黒『鳥しき』で修業をしていたことを告げると「2、3回行ったことがあるよ。晴れて独立したのは素晴らしい!こうやって縁のあるお店ができるのはうれしいね。改めて、プライベートでゆっくり来るから」
屈託なく笑う長嶋さんに、すかさず質問をぶつけてみた。
1.モテたい!という欲求について尋ねると……
「すごく大事です。“モテたい”という行動が産み出す社会貢献は計り知れません」
一笑に付される質問かと思いきや「“すごい”って思われるために、素敵なスーツを買い、いい時計をして、高級店に行く。一人の女性に恋をして、モテたいというモチベーションは経済を回します。結果、周りの人も幸せになれる」と頷いてくれた。
「欲で世の中は進化する。インフラだって欲があるから生まれるんです」
2.背伸びして新しい体験をすることの大切さについて尋ねると……
「失敗は成功の母。挑戦してリスクを取る姿勢が大切」
「時には見栄を張ったり、実力以上のことに挑む姿勢は大事!」ときっぱり。
「細胞が成長するような体験を、年に一度は課したい」
3.仕事も遊びも頑張るスタンスについて尋ねると……
「人間は人生を楽しむために生まれている。だから無理してでも両方、積極的に楽しまないと。すごく共感できる価値観です」
「楽しむといっても“無理して”という部分が重要なんですよ。特に仕事。これが楽しめないと人生はうまくいきません。そうして任務をクリアした後に飲むお酒が一番美味しいからね」
御意です!