小宮山雄飛の本能のひと皿 Vol.14

たらこパスタにオムレツをON!ふわとろ食感と濃厚なたらこソースのコンビに悶絶!

音楽界のグルメ番長として名高い、小宮山雄飛さん。

そんな彼の本能を揺さぶった渾身の逸品は、メニューには載っていない”通”だけが知るひと皿だ。

それは西麻布にある、リーズナブルだが本格的な昔ながらの洋食を供す『笄軒』で供される。

『笄軒』はどこの街でも気軽に訪れられる洋食店があってほしい、という店主の思いから2015年に開業。

「ハンバーグ」や「ナポリタン」など、昔ながらの本格的な洋食を多く取り揃えている。

西麻布という場所柄、想像できないような落ち着いた店内。漂うレトロな雰囲気は、どこか懐かしい気持ちにさせる。

そんな『笄軒』で雄飛さんが心揺さぶられた、究極のひと皿とは?


色鮮やかな卵を割ると出てくるたらこパスタは、通のみぞ知る「裏」メニュー


卵とたらこパスタ。かつてこの組み合わせに出合ったことがあるだろうか。

この〝進化系たらこパスタ〞は常連との会話から誕生。メニュー表に載っていないにもかかわらず、一日約20食も注文があるという。

「ここにしかないオリジナリティあふれる『オムリターラコ』。メニューにないものを頼む、という常連感がちょっとカッコいいでしょ?

たらこパスタの上にオムレツをのせちゃったユニークなひと皿は、意外にもあっさりで上品。パスタは少量の麺つゆを隠し味にした、たらこ強めの和風な味わい。

バターの風味が香るふわとろなオムレツとのバランスが絶妙で、中毒性あり。たらこのつぶ感と玉ねぎのシャキシャキな食感のリズムが良く、最後まで飽きずに完食してしまいます」。


たらこは風味が強めなものを使用。

ペースト状にしたたらこには、うまみを出すために麺つゆを少量足している。

塩味と濃厚さのバランスを取るために生クリームも入れている。


『レストラン検索』のご利用はこちら>>


バターを熱したフライパンに玉ねぎを入れ、火が通ったら生クリーム、和風だし、たらこを追加。

和風だしはかつおと昆布にみりんを混ぜ、コクを出している。

やや柔らかめに茹でたパスタを入れ、素早く混ぜて仕上げる。


卵液は強火にかけ、箸を使って一気にかき混ぜる。

とろっとした見た目だが軽やかで食べやすい、ふわふわの”オムレツ”部分の出来上がり。

オムレツをたらこパスタ覆うようにのせ、小口ネギ散らしたら完成。


この既視感なき組み合わせは、試してみる価値あり!

クセになることを覚悟し、是非一度堪能してみていただきたい。

東カレアプリなら、電子書籍で読み放題!

プレミアムサービスなら、最新号も過去号(約10年分)も、電子書籍で読み放題!
レストラン検索機能もついて超便利!
アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。

紙版をお求めの方はこちらから

※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。今号は11/21(土)から。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【小宮山雄飛の本能のひと皿】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo