飲み頃のワインと軽快なビストロ料理のペアリングに会話も弾む!
先にも述べたが、『エスプリ・ド・タイユヴァン』の魅力は、世界有数のレストランである『タイユヴァン』監修の料理を気軽に楽しめることにある。
伝統的かつクラシックなフレンチを、現代の嗜好に合わせてエレガントにアレンジした『タイユヴァン』の料理は、まさに”芸術”と呼ぶにふさわしい逸品ばかり!
この最高の味わいを、飲み頃を迎えた上質なワインとともに楽しめるのが『エスプリ・ド・タイユヴァン』なのだ。これほどの贅沢があるだろうか…。
では、早速お料理を見ていこう。
こちらは仏・ブルゴーニュ地方の伝統料理である「ブフブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)」(3,080円)。
赤ワインで煮込むことで、肉質は驚くほど柔らかくなり、肉の旨みが凝縮される。
こんな濃厚な一品には、テロワールを感じさせるブルゴーニュ産の赤ワイン「ジュヴレ・シャンベルタン」を。
18世紀の英雄ナポレオンが”溺愛”したと伝わる至高の赤ワインは、威厳があり力強い味わいが見事だ。
「美味しい!」
熟成具合、温度、ともに最高な状態で提供されるワイン。そして、最高のマリアージュを楽しませてくれる料理に、自然と称賛の声が漏れる。
彼女はもちろん誘った男性自身からも、心からの笑顔が引き出せたら、デートの成功を確信して間違いはないだろう。
前菜のおすすめは「甘海老のタルタルとオレンジ」(1,100円)。
オマール海老とコンソメのジュレ、オレンジムース、甘海老のタルタルが層になった美しいアントレは、濃厚な旨味が魅力だ。
「食べちゃうの、もったいないね。まるでケーキみたい!」
共に合わせるなら「クレマン・ド・ブルゴーニュ ヴィトー・アルベルティ」を。ブルゴーニュ地方のスパークリングワイン専門のワイナリーで、ブドウの栽培はビオディナミ農法を採用。
華やかなアロマが海老の風味を生かし、きめ細やかな泡がコンソメの繊細な旨味を後押ししてくれる。
「甘鯛のフリットと旬野菜 白ワインソース」(1,980円)に合わせるのは、「シャサーニュ・モンラッシェ」。白ワインを使ったソースに白ワインを重ねることで、“口福”な相乗効果を生み出してくれる。
「きれい。見ているだけで幸せな気分になれちゃう…」
樽で熟成させることで、ふくよかでエレガントな香ばしさをもたらすブルゴーニュの白ワインが、セモリナ粉をまぶして揚げた甘鯛の香ばしさと、格別なマリアージュをもたらす。
「本当に美味しい!ワイン、もう少しだけ飲んじゃおうかな」
自然と会話が弾み、幸せな時間がコンティニューされていく。