―和馬さんと直接会いたいと思ったのはなぜですか?
絵梨菜さん:メッセージのテンポ感が抜群で会話しやすく、ノリも合ったからです。
和馬とは、メッセージのやり取りをスタートしたその翌日か翌々日には初デートをしました。お互い海外出張が多くてタイミングが合わせづらいということもあり、「すぐに会っちゃいましょうか!」と。初デートはスムーズに決まりましたね。
初デートは1~2時間のランチで終了。2人の距離が縮まったのは…
―初デートはどこでどんなデートをしましたか?
絵梨菜さん:初デート場所は銀座。13時くらいからコース料理のイタリアンでランチをしました。
―どんな話をしましたか?また、和馬さんはどんな印象でしたか?
絵梨菜さん:和馬とは出身大学が一緒ということもあり、サークルやゼミの話を中心に盛り上がりましたね。恋愛観とか人生観みたいな深い話は一切なく、本当にたわいもない雑談を楽しみました。
プロフィール上ではわかりませんでしたが、彼はレディファーストで想像以上にエスコートに慣れていました。しっかりしていて好印象でしたね。
とはいえ、1~2時間のランチのあとはささっと解散してしまったので…初デートは感覚が合うな~くらいの感じでした。
―では、どのタイミングで和馬さんと距離がグッと近づいたんでしょうか?
絵梨菜さん:距離が縮まったのは、2回目のデートをするまでの期間です。初デート後はお互いなかなかスケジュールが合わず、思えば2回目のデートまでかなりの間隔が空いてしまっていたと思います。
でも、その期間に結婚観や普段の時間の使い方などの深い話をするようになりました。会えないながらも会話がすごく弾んで仲良くなっていたので、友達として関わるとしてもまた会いたいなというのがありましたね。
―絵梨菜さんは和馬さんの他にもアプリ経由で複数人の方に会っていますが、なぜ他の方にはご縁がないと思ったんですか?
絵梨菜さん:初デートでギャップを感じて残念に思ってしまったことが大きい理由です。私が感じたギャップは「メッセージと実際のテンションの差」です。
例えば、メッセージ上ではとっても饒舌で絵文字を多用している人が、直接会ってみると実際はそんなにしゃべらないとか。会ってみなくてはわからない部分ですが、メッセージが弾んだ分、落差を感じてしまいやすかったです。
―和馬さんと本格的な交際につながったのはいつ頃のタイミングでしたか?
絵梨菜さん:交際に発展したきっかけは3回目のデートです。東カレデートでの出会いから2か月後くらいのことでした。
その時点では、毎日連絡を取り合っているような仲になっていたので、もうほぼほぼ付き合っているも同然の感覚だったのかなと思います。なので、告白は意思確認をしてもらったみたいな感じでした。
食事をしているとき、雑談の流れで「付き合おう」と言われて。私も「あーそうだね」みたいな(笑)全然仰々しい感じもなく、自然な流れで交際に発展しました。
―和馬さんとの交際の一番の決め手は何でしたか?
絵梨菜さん:交際の決め手は、「価値観が似ていること」です。和馬とは何かを選択するときや極端な発想をしたときでも、考え方が似ていることが多くあります。
一番印象に残っているのが、読んでいた本が一緒だった時。私も和馬も、そもそも本をそんなに読むタイプではないのですが、同じタイミングで同じ小説を読んでいました。しかも、全然メジャーなものではない、マイナーな本。これには驚きましたね。
考え方や価値観が合うので、何か悩んだ時に相談するのに良いパートナーになってくれるなと思いました。