2013.11.21
今夜は“泡”とともにディナーを Vol.1今、ニュースなレストランの推し泡は?
白金のカンテサンス跡地にできた新店「TIRPSE」で
シャンパンのオートクチュールを
2013.11.21
今夜は“泡”とともにディナーを Vol.1白金のカンテサンス跡地にできた新店「TIRPSE」で
シャンパンのオートクチュールを
※こちらの店舗は、現在閉店しております。
『ティルプス』と読むユニークな店名は“ESPRIT”を逆さ読みにした言葉。あの『カンテサンス』が移転した跡に、この9月にオープンしたばかりの、今話題沸騰のフランス料理店だ。
「コンセプトは“伝統と異文化がつながるデザイン”」とは、オーナーソムリエの大橋直誉氏。日本やフランスばかりではなく、世界中の郷土料理や昔から受け継がれてきた食材を、今一度見つめなおし、新しい料理や価値観を見出していこうというわけだ。加えてそこに、フレンチの精神をも隠し持たせたい……。そうした意味合いを含めたネーミングのようだ。
その想いを受け止め、実際に皿に描き出すのは、28歳の若き俊英・寺田恵一シェフだ。「素材同士の組み合わせ、あるいは調理法によって醸し出される“香りを大切にした料理”を作りたい」という言葉通り、茴香と柑橘系の香気を纏ったイカのひと皿や、アールグレイの爽やかな香りを加味したタマネギのムースなど意表を突く料理が五感を刺激する。
そんな料理に合わせるなら、やはりブドウの凝縮感溢れるシャンパンがいい。そこで、大橋氏が推薦する銘柄が「セドリック・ブシャール」だ。
次世代を担う作り手として今注目されているこのメゾンでは、一番搾りの果汁しか使わない等の徹底したこだわりを貫いている。いわばシャンパンのオートクチュール。将来有望な若手による、料理とシャンパンの遭逢をぜひ。
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