”温泉宿”の概念が変わる!話題の『ザ・ リッツ・カールトン日光』は、やはり別世界だった

館内には日本料理店、洋食レストラン、バー、アフタヌーンティー等を提供するラウンジがそろい連泊でも楽しめる。

1泊ならより長くホテルを満喫すべく、チェックイン・アウトの前後にも立ち寄るのがおすすめだ。

鉄板焼と鮨のカウンター、そして懐石料理を有するメインダイニング、『日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光』。

シンプルなエントランスを入ると、現れるのは幻想的なアプローチだ。

長い廊下には、鹿沼組子をモチーフとした仕切りが昼夜ともにゆらめく影を映し出し、歩を進める度に高揚が高まっていく。

そして、その先に待つのは、この廊下で抱いた期待を裏切らない美食の世界だ。


エリアで分かれている懐石、鉄板焼、鮨のいずれかを選んでももちろんいいが、おすすめは、そのすべてが楽しめるディナーコース¥20,000(税サ別)だ。

懐石からは、栃木県那珂川の鮎と日光蕎麦の変わり揚げ。

見目麗しい姿と、蕎麦を使ったこの地ならではの一品に心が弾む。


ホテルオリジナルの餌を食べて育った、那須・瑞穂農場からの黒毛和牛のステーキは鉄板焼きのメインディッシュ。

仔牛の繁殖から一貫飼育する農場で上質な餌を食べ大きくなったので、その肉は赤身とサシのバランスがよく滋味深い。


『久兵衛』で17年修業した大将が握る、豊洲や北海道からの魚による鮨も味わえるからたまらない。益子焼の作家による器との妙にも注目。

非日常のリゾート空間で食べる鮨はまた格別だ。

洋食ダイニングやラウンジとして楽しめる『レークハウス』は、ボートハウスをテーマにデザインされたレストラン。

印象的なのが、1~2F吹き抜けと同じ高さの柱に囲われたこの暖炉。

地元の木による薪が燃える音がロマンチックで、夜、アルコールとともにのんびり過ごすのに最適だ。


1~2Fともにこれぞ避暑地といった緑に囲まれたテラスがあり、心地いいマイナスイオンを浴びながら食事を楽しめる。


1Fではホテルのロゴが焼印されたミニ食パンやサラダ、ヴィーガンティラミスなどをテイクアウトできるので、一度はお庭でピクニックを!


翌朝のお楽しみは、緑を眺めながらの朝風呂と地産地消による豪華な朝食。

和洋食ともに地元の食材がふんだんに使われた構成で、和食には日光御養卵のだし巻き卵に日光の湯波などが並ぶ。

いずれも栃木の海老原ファームからの新鮮な野菜や、那須で飼育された和牛のローストビーフも含む豪勢な内容だ。

そうしてチェックアウトで手渡されるのは、なんとホテルのロゴが入った御守り!

このホテルは最後まで新鮮な体験に溢れる5ツ星温泉リゾートなのだ。


■施設概要
住所:栃木県日光市中宮祠2482
TEL:0288-25-6666
料金:1泊1室¥80,000(税サ別)~(キング・ダブルルーム 57㎡)
部屋数:全94室
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
アクセス:東京からはクルマで約2時間半、最寄駅の東武日光駅からはタクシーで約30分

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