美活時代 Vol.7

「あなたが美しいせいで…」職場の後輩男子から受けた突然の告白に、女が狼狽えたワケ

美は、お金をかければかけるほど育つ。

美容皮膚科に、ネイルサロン。それからサプリメント…。いくらあったって足りないの。

誰もがうっとりするような、手入れの行き届いた美貌。

ーそれさえあれば、魔法みたいに全てが上手くいくんだから。

そう信じて美に人生を捧げてきた27歳OL・ユリカの物語。

◆これまでのあらすじ

ユリカの職場に後輩社員2名が異動してきた。ナチュラルな美貌を持つ麗と、ユリカに「給料泥棒」だと言い放ったやり手の淳也。突然、空気感が変わってしまった職場で、ユリカは…?

▶前回:「職場に、自分よりも若くて美しい女が異動してきた…」嫉妬に狂う女が、取った行動


「ユリカさんって、仕事する気ないですよね?もはや麗より頼りないくらい…。給料泥棒って感じです」

1週間前に淳也から言われた言葉。目が覚めた途端にそれを思い出し、ユリカは鬱々とした気分になる。

―何よ。別に出世したいワケじゃないし、それで十分でしょ。

ユリカは心の中で......


この記事へのコメント

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No Name
思春期の頃に夢中になってた小説の主人公がこんな事を言っていた。
「彼女たちは、皮膚の外側はまことに美しいが、頭蓋骨のなかみはクリームバターでできている。おれはケーキを相手に恋愛するつもりはない」
彼女の頭蓋骨の内側はパンケーキよりも軽そうですね……😑
2020/08/05 06:0599+返信6件
No Name
そろそろ本気で仕事しないと、OLっていうユリカに残された唯一の肩書も失うよ。そうしたらダサいどころじゃ済まないよー
2020/08/05 05:1862返信4件
No Name
頭、わるっ
2020/08/05 05:1654返信2件
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