絶対に喜ばれるテッパン手土産 Vol.31

【新店】進化系シュークリームは「濃厚カカオ」のクリームが香り高い名品だ!

美しいケーキは隔てのない厨房で生み出される!

店内の様子。オープンキッチンから香る、甘くて香ばしい薫りに心が躍る!7席あるカウンター席ではイートインも可能だ


店名の『ease』は、「気楽」や「安心」を意味する英語。「“安心して、肩肘張らずに食べられるお菓子”をコンセプトに、子どもも大人も気軽に来てほしいという想いを込めました」と大山シェフがその胸の内を話してくれた。

思いが如実に現れているのが、このオープンな厨房だ。セレクトショップのようなおしゃれな店内から、シェフが次から次へと美味しそうなスイーツを仕上げていく様子を見ることができる。

イートインのカウンター席は、厨房見学の特等席ともいえよう。

「マングーフロマージュ」 676円(税抜)


料理人の一面を持つ大山シェフならではの食材のチョイスも特筆しておきたい。

オススメのひとつ「マングーフロマージュ」は、チーズムース、マンゴーと日向夏のマリネの下層に、なんと大葉のスポンジケーキを使用している。このように普通のパティスリーではあまり見かけない食材も、大山シェフは積極的に取り入れる。

そこには料理に使うような食材に数多く触れてきた、レストランでの経験が活かされている。食べた記憶から、シェフが頭の中で組み合わせて、新たなスイーツが生まれるのだ。

「サングリア」673円(税抜)イートイン限定。ホワホワ食感の繊細なムースは、ブラッドオレンジやフランボワーズの甘味、酸味、香りが楽しめる逸品


「一般的には奇抜に思えるかもしれない、山菜や香草、青いフルーツなども、それならではの良さがあります。例えば、青いマンゴーは熟したマンゴーよりもしっかりと香りがある。単体で味わうなら甘い完熟でも、砂糖を使ったお菓子にするならそっちの方が好ましいと思うんです」(大山氏)

『ease』のケーキは、大山シェフがレストラン勤務時代に追求した「食べる瞬間を印象的に捉え、長く余韻が続くデザート」というスタイルが特徴的だ。

「ムラングシャンティ」564円(税抜)イートイン限定。ほのかな甘みの軽いムラング(=メレンゲ)の食感の妙と、別添の白あんソースで味の変化が楽しめる!


ソースやパウダーを別添えで提供し、最後の仕上げは食べる人が自ら行うケーキなどがそれだ。

「ソースをかけた状態でお出しするよりも、直前にかけていただいた方が味わいの組み合わせや変化をより強く感じることができます。自分でかけるというアクションも楽しいかなと思って」(大山氏)

確かに、このアクションによりスイーツを食べる印象がグッと強くなる。

「フィナンシェ4種詰め合わせ」 2,380円(税抜)


常温で持ち歩きたい人や個包装のものをお求めなら、「フィナンシェ4種詰め合わせ」がオススメ。

抹茶の苦味とカシスの酸味のコントラストが効いた「抹茶・カシス」、ほっこりした小豆の甘みのやさしい「大納言」、チョコレートの苦味と香ばしいナッツの「ショコラ・ノワゼット」、蜂蜜風味のしっとりした「ミエル」と、個性ある4種が味わえる。

こちらはオンラインショップでも購入できるのでお取り寄せもできる。

マンネリを吹き飛ばす、新しいお気に入り店!


上質なアマゾンカカオを使ったシュークリームや、意外な料理食材の魅力を引き出したケーキ…。

注目を集める『ease』は、期待を全く裏切らない素晴らしい店だった。

コロナ禍を乗り越えるために、心踊る美味しいスイーツは必須アイテム。飛ぶ鳥落とす勢いでスイーツ界に新風を吹かせる大山シェフのデザートを、あなたのスイーツリストにも、ぜひ取り入れて欲しい。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

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匿名
カカオ?⁉️興味あるなぁ❤️その他の商品も、美味しそう✨
2020/07/12 06:584

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