「東カレは欲望のGPS」。 古舘伊知郎が名言を残した東麻布の夜を実況中継でお届け!

芸能人にはオーラがある。そのオーラが強ければ強いほど、闇に紛れる必要がある。そう考えると素に戻って外食するなら“隠れ家”しかない。

大御所、古舘伊知郎さんはどんなところに行くのだろうか?

大御所、古舘伊知郎さんが愛する"究極の隠れ家"とは?

港区の中でもとびきり上質な隠れ家が点在する街、麻布十番。それは、一般の我々も知っていることだが、ツウは一の橋交差点から赤羽橋方向へと広がる東麻布へ向かう。

星付き中華の『富麗華』や老舗の鰻店『野田岩』などが店を構え、美食感度の高さは都内屈指。それでいて住宅街ゆえ、夜ともなれば静寂が包み込み、足元を照らす街灯もまばら。

秘められたムードがぐっと色濃くなる。そんな周囲にごく自然に溶け込みながら、足早にビルの中へと急ぐ古舘伊知郎さんを発見。


後を追うと、そこはホテルのエントランス。

「ホテル1階のレストラン『totanuki』の元料理長と知り合いだった縁で、訪れたのが最初のきっかけです。

今はもう看板が出ちゃったけど、最初の頃は本当に何もなくて。レストランなのかマンションなのかまったくわからない、そんなストロークが面白かったんだよね」

エレベーターを降りてすぐ、床に刻まれた201のサインが個室の目印。

個室は最大6人で利用可能(別途チャージなし)。奥には個室専用の化粧室も。ロングテーブルの上に輝くのは、バカラのシャンデリア。艶やかにきらめく光が大人の夜を静かに盛り上げる


「実は2階に個室があるんです。仲のいいタレントさんと、半分仕事、半分遊びみたいな会食のときによく利用させてもらっています。

これまでだと、ミッツ・マングローブさん、TBSアナウンサーの安住紳一郎くん、THE ALFEEの高見沢俊彦くんらと来たことがあるかな。

みんなね、ここの導線に喜ぶんですよ。ホテルの客室そのものでしょ。〝201号室!?えっ何、ここ!?〞ってね(笑)」

そう言って、希代のエンターテイナーはお茶目に笑った。

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