そろそろ私も仕事帰りに行きつけの店をつくりたい!品川でサクッと飲める酒場3選


今夜は仕事帰りに飲みに行きたい!そんな時に訪れたいのが、気取らずにゆったり過ごせる酒場。

さらに絶品料理が揃えば、仕事の疲れも吹き飛ぶはずだ。

名物「活け穴子の踊り焼き」は1皿で3~4人前ほどとボリュームも満点

新鮮な江戸前穴子を踊り焼きで!『牧野』

品川からタクシーですぐ、新馬場駅からすぐの北馬場参道通り商店街にある『牧野』。

同店名物は「活け穴子の踊り焼き」。訪れる人のほとんどが注文するという人気ぶりだ。

仕入れは築地をメインに、時折ご主人自身で早朝釣りに出向き、自ら釣り上げた鮮魚を提供することもあるという。

さばきたての穴子はお皿の上でピクピクと動き、鮮度の良さを伝えてくれる

穴子は他の魚とは別に水槽が設けられており、注文が入ってからさばいて提供。

同店では宮城・松島産や、長崎・対馬産なども仕入れるが旬の時期は江戸前穴子を使用。 ほどよく脂がのり、ふっくらとした身の美味しさを楽しめるのだ。

丸まってしまうと身の部分に焼きむらができてしまうので注意

席に七輪が運ばれてきて、穴子も揃ったら早速焼き始めたいところだが、焼くときは写真のように箸で押さえながら焼くのがポイントだ。そうすることで穴子が丸まってしまうことなく、均等に火を入れることができるそう。

まずは皮目からじっくりと焼き上げ、ほどよく焦げ目がついたところで身を焼けば完成。

味を変えたくなったらわさびやレモンなどを付けて召し上がれ

塩で味付けされているので、まずはそのまま穴子本来の美味しさを堪能したい。

焼き立てを頬張ると、まずは穴子に程よくのった脂の旨みが広がり、ふっくらとした身の柔らかさ、パリッとした皮の食感と続けざまに美味しさが口を襲ってくる。

お焦げからは備長炭のいい香りが漂い、無限に食べ続けられてしまいそうなほど旨い。

「ポテトサラダ」。芋の旨味が濃厚で口どけサラリ!まさに理想のポテトサラダだ

「活け穴子の踊り焼き」の美味しさにノックアウトされそうになっている場合ではない。同店の料理はとにかく何を食べても旨いのだ。

まずは「ポテトサラダ」。一見、「普通のポテトサラダでしょ?」と思うかもしれないが、これが驚くほど旨いのだ。

甘みがありクリーミーな北海道産メイクイーンを使用し、茹でるのではなく、蒸してから、とにかくよく潰すのが美味しさのコツだそう。

口どけがサラリとして、素朴で安心感のある味に箸がとまらなくなる。

「漁師のまかない飯」

〆に食べたい食事メニューが「漁師のまかない飯」。魚介の旨みと卵が絡まり、最高の〆を演出してくれる一品だが、驚くべきはその味付けだ。

なんと醤油を少し入れただけだというのだ。ヒラメ、タコ、イワシ、サーモン、マグロ、たくあん、大葉、とびっこ、万能葱といった食材が持つ旨みがしっかりと引き出され、出汁が入っているようにすら思えてしまう。

今夜は仕事帰りに美味しいものを食べたいなという気分の時には、一度は足を運んでほしい品川の名店だ。

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