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別れ、のち晴れ Vol.11

「私には、触れようともしないのに…?」スキンシップさえなくなった夫の部屋で知る、辛い現実

人との、別れ―。

それは、誰しも一度は経験したことがあるもの。

けれど、別れた後に待っているのは辛いことだけじゃない。これは、そんな「別れ」にまつわるオムニバス・ストーリー。

◆これまでのあらすじ

琴音からの猛アタックの末、付き合うことになった樹(たつき)と琴音。二人の間には知らず知らずのうちに結婚したいという欲望が生まれていた。しかし琴音の両親は絶対に許さない。そんな時、琴音は家を出てきたと言って…。


「樹さんと結婚するために、家を出てきたの」

真夜中に押し掛けた樹の部屋でそう告げると、樹は目を見開いていた。驚いた時はいつも同じ顔をする。

「え?出てきたってどういうこと?」

「家族より樹さんを選んだってこと。正直“Haruo Wakatsukiの娘”っていうだけで......


この記事へのコメント

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No Name
自分以外の男性経験が無い妻のセックスがつまらないって、自分の開発力の無さ、男性としての至らなさを露呈しているような(u_u)
2020/03/02 05:2599+Comment Icon9
No Name
うわぁーこういう展開だったんだね。。
まあ、お嬢様は家出てもお嬢様なんだと思うけど、樹。さすがにひどすぎるわ。。
2020/03/02 05:1099+Comment Icon9
No Name
「最初は新鮮で良いかもしれないけどね。」
お母様のおっしゃる通りです💧
2020/03/02 05:3499+Comment Icon2
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別れ、のち晴れ

別れ。それは、誰しもが一度は経験したことあるもの。

胸が張り裂けそうになるよう辛い別れもあったはず。

けれど、別れた後に待っているのは辛いことだけじゃない。きっと、眩しいほどの明るく晴れやかな人生が待っている。

これは、そんな「別れ」にまつわるオムニバスストーリー。

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