今夜はしっぽりとオトナな暖簾の先へ!ホッと一杯楽しめる名酒場5選


暖簾を見つけるとつい中が気になってしまうという飲んべえのあなた!

寒い日にぴったりな、酒好きの心をがっしり掴む酒場の魅力をお伝えしよう。

人気酒場ならではの活気が満ちた雰囲気とホーム感はついつい通いたくなってしまうこと間違いなし!

目黒駅から徒歩すぐのビル地下1階に位置

超人気店が生んだ新たな目黒の名酒場がココ!『酒場 シナトラ』

目黒の超人気店『大衆ビストロ ジル』を経営するジリオンが「奇をてらわない長く愛される和の酒場を作りたい」という想いから、2017年2月に開業したのが『酒場 シナトラ』。

ビルの地下1階に、まるでそこに何十年も佇んでいたような趣で出迎える同店は、今、目黒で飲むなら覚えておきたい名酒場のひとつなのである。

カウンター席の他、テーブル席も備える

縄暖簾をくぐり、店内へと足を踏み入れると大衆酒場ならではの活気が満ちた雰囲気が、自然と「今日は飲むぞ」という気分にさせてくれる。

厨房を囲むようにコの字に配されたカウンター席は、じっくりと一人呑みを楽しむ人の姿もあれば、友人と肩を並べてワイワイと呑む人も。

「牛タンのロースト」(1,080円)

肉料理に定評のある『大衆ビストロ ジル』が手がけた『酒場 シナトラ』だけあって、主菜メニューは肉料理が中心だ。

まず1品目に注文したのは、「牛タンのロースト」。

フレンチの調理技術である低温調理を使用し焼き上げる牛タンは、ジューシーかつ柔らか。 噛むほどに旨みがあふれ出し、牛タン本来の味わいを堪能できる一皿である。

「秋田牛の焼きしゃぶ」(1,280円)

『酒場 シナトラ』オープンの際に、美味しい牛肉を探していて辿り付いたという秋田牛。そのA4ランクのみを仕入れて使用するのが、同店のこだわりだ。

なかでも人気は、「秋田牛の焼きしゃぶ」。秋田牛のリブロースをサッと炙って供される一品は、和牛ならではの脂の旨みを存分に堪能できる。

そのまま食べても旨いが、野沢菜を巻いてすだちポン酢を付けて食べるとまた違った美味しさを楽しめる。

「肉豆腐」(780円)

同店を訪れたなら、必ず注文したいのが名物「肉豆腐」だ。

店内に入ってすぐに銅製の大鍋で作られる「肉豆腐」が目に入る。その味がしみ込み、艶をたたえた豆腐と肉が鍋中に漂う様に食欲をそそられない人はいないだろう。

4~5時間ほど煮込みほろほろととろける食感に仕上げられた秋田牛のスネ肉は絶品。

オープン当時から継ぎ足し、継ぎ足し作られる牛骨、骨髄、牛スネなどから抽出したエキスをベースとした出汁も深いコクと旨みがたっぷりで、熱々の絹豆腐とともにじっくりと味わいたい。

お肉料理との相性も抜群の「生レモンサワー」(580円)

全ての料理が程よいポーションで提供され、色んな料理をあれもこれもと注文したくなる『酒場 シナトラ』。

今日は仲間とガッツリ飲みたい日にも、一人でちょっと飲んで帰りたい日にも最適の目黒の名酒場間違いなしだ!

麻布十番商店街の通り沿いに、スタイリッシュな暖簾がかかった店が『すぎ乃』

十番イチ上品なおでんでほっこりムードを育む 『麻布十番 すぎ乃』

奈良に本店を構えるおでんの人気店『すぎ乃』が東京麻布十番に店をオープン。

B級グルメから高級フレンチまで立ち並ぶ麻布十番商店街の一角に、スタイリッシュな暖簾を見つける。

幅広のカウンター

白壁によく映える藍色の暖簾をくぐると、銅板に囲まれたおでんの大鍋に対峙する、どっしり幅広のカウンター。

鮮やかなアレンジと仕上げが光る名物おでんより「玉子」(400円)。利尻昆布とカツオの出汁は透明感のある柔らかな味わい

和食の基本たる出汁をあらゆる素材で楽しませる同店のおでんは、一品ごとに丁寧に仕上げが施され、色彩、香り、味、そして食感と、最後まで飽きさせることがない。

旬のアラカルトや各地の名酒も感嘆のラインナップ。

とろろ昆布が乗った「大根」

ただの和食屋にはしたくないとの思いから、メインとして味わえるおでんを店の柱とした。

これまでに出会ったことのない旨さを追求して創り上げたという自家製ダシは、拘りの高級食材の旨さを最大限に引き出し、最高のおでんに仕上げてくれる。

昔ながらのおでんに、ひとひねりを加えたオリジナルの創作おでんは見た目も鮮やかで斬新!

トリュフ塩で食べる「ビフカツ」

創作おでんの他、日替りの一品料理は酒の肴から魚や肉料理、そして鍋まで幅広いラインナップ。

さらに、日本酒にはオーナーの強い拘りが感じられる。米の質から搾り火入れ管理状態、そして蔵元様の人柄まで納得のいく日本酒しか置かないという。

奈良の下町の人情深さと一流食材しか使わない拘り。まさに、麻布十番という土地にもピッタリではないだろうか。

外観

上原でスタイリッシュに楽しみたいなら、立ち呑みの店『ウエトミ』で決まり!

昼の12時から暖簾がかかるというこの店は、提灯が灯ればさらに雰囲気が出る。午後5時を過ぎるころになれば、店内は上原らしく洒落た常連たちの活気で溢れる。

この店に吸い込まれていく人々の共通点といえば、やはりお洒落さ!どの人も後ろ姿だけでセンスの良さが伺える。

そして驚くのは、お酒のバリエーションの多さ。ショーケースには立ち呑みにぴったりな瓶ビールはもちろん、ラベルから可愛いクラフト、ナチュールワインも揃っている。

季節限定の塩もつ煮込み(小は¥350)をはじめ、少しずつ楽しめる量なのも嬉しい

この店のマストオーダーメニューは、もつ煮込み。

そのほかにも、塩こんぶピーマンやポテトサラダなど酒場の定番の馴染みあるメニューもずらり。

バリエーション豊富なメニューの数々

壁に貼られたメニューのバリエーションも豊富。料理もお酒も良心的な価格だ。

センス光る街なのに、圧倒的なホーム感は、つい通いたくなるのも納得の名酒場だ。

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