肉とワインは問答無用に魅惑的な組み合わせだが、どのワインを合わせるかに迷ったりもする。
そこで明快な答えとなるのが、世界屈指の肉好きアルゼンチンの特別なワインを選ぶこと。
“ビーフワイン”と呼ばれるそのワイン「テラザス」は、肉を食べる喜びを最大限に教えてくれるのだ。
情熱の国のワインが肉を限りなく旨くする
肉好きであれば一度は訪れてみたい聖地、アルゼンチン。ヨーロッパからの移民を祖先にもつこの国は、ワインの一大生産地でもある。
特に、すぐ隣にアンデス山脈がそびえる高地でブドウを栽培するメンドーサは、ワインを愛するアルゼンチン人にとっての誇りでもある。
彼の地で”ビーフワイン“と呼ばれ牛肉の最高のパートナーと称されているのが「テラザス」だ。
夏に来日していたワインメーカーのゴンザーロ・カラースコ氏は、「カップルが毎日会うように、牛肉とこのワインも常に一緒」と話し、その抜群の相性について教えてくれた。
「まずステーキに合わせるのであればテラザス レゼルヴァ マルベックです。
異なる標高差のさまざまな土壌で育ったマルベックで作られたこのワインは、タンニンの質が非常にいい。強すぎずなめらかなタンニンが肉の脂質と調和します。
ダークチェリーのような果実味や酸味も含み、旨味も引き出してくれます」
凝縮した味わいのワインをソースのように楽しむべく、ステーキはシンプルに塩で食べるのがおすすめ。
また、同社のシェフ、ノエリア氏によると「シャルドネは濃厚な果実味があり、肉を入れたサラダやパスタと相性がいいですよ」とのこと。
肉とワインを美味しくいただくポイントをふたりはこう話す。
「Easy and Relax! 家族や仲間と寛いで楽しんでください」
本能で、肉とワインのポテンシャルに身を委ねればいいのだ。