「好きになれる人がいない…」代理店勤務の“フツーの男”が、結婚できない厳しい現実

タイプの女性には出会えない、相手にされないという現実


「そういう人がタイプだと言っていたら、友達が紹介してくれたんですよ。綺麗な女医さんを…。でも、女医さんにとって僕なんてぜんぜん結婚相手の対象にならないんでしょうね。1回デートしただけで、それっきりでした」

春樹さんの生活圏内で、理想のタイプに出会う機会はめったにない。たとえ出会えたとしても相手にしてもらえない、という皮肉な結果になるという。

「こういうフツーの男はキャリア女性のタイプじゃないんですよね、きっと。

女性って、言い方悪いですけど自分にキャリアがなくても年収が高い男性と付き合って結婚することができますけど、男って自分よりキャリアがあるような女性から相手にされることって滅多になくて…。そのギャップに悩みます」

ほとんどの女性は、自分より年収やキャリアが上の人と結婚したいと思う。だが逆の場合は、デートすらできないというジレンマに陥ってしまう。

「最近では夢中になれる相手にも出会うことも、ほとんどないですね」

そうつぶやく春樹さんは、自信をなくしているようにも見えた。

春樹さんが結婚しない理由は、『理想のタイプと出会う人との間にギャップがあるから』であった。


▶Next:11月14日 木曜更新予定
やさしすぎる男が登場。彼は、結婚相手に求めるものとは?

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