−女なんて、どうせ金を持ってる男が好きなんだろ−
そんな風に思うようになったのは、いつからだっただろう。
慶應義塾大学入学とともに東京に住み始めた翔太は、晴れて慶應ボーイとなるも庶民とセレブの壁に撃沈。
さらには付き合い始めた1歳年上の女子大生・花純が、お金持ちのおじさんに群がるいわゆるビッチだったことが判明。
その悔しさを就職活動に向け大手総合商社の内定を勝ち取るが、若手商社マンの現実は、夢見ていたものとまるで違っていた。
商社マンになってもモテない男の絶望
商社マンがモテるというのはただの都市伝説だったのでしょうか。
社会人1〜2年目、まだ下っ端でこれといった仕事もない頃の僕といえば、商社マンという肩書きこそ手に入れたものの、その実は相変わらずの低空飛行でした。
丸の内OLやCAから、当然、食事会の誘いくらいはあります。しか......
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この記事へのコメント
なんでちょっとお高めな店に来たことがあるだけで「どうせ年上のおっさんに連れてきてもらったんだろ」ってコトになるんだ?
家族で行くことだって普通にあるだろうに…