旬を味わいたいならイチオシ!魚も野菜も季節の美味をめいっぱい感じられる寿司店

好みのネタを選ぶ時間も楽しみのひとつ

珍味から野菜まで!豊富な握りに舌鼓

旬の食材を使用したつまみを味わったら、後は握りを注文。

もちろん『鮨ほり川』はコース提供ではないので、いきなり握りを注文するのも、つまみをいつまでも堪能するのも全て自由。大人の気ままな時間を楽しませてくれる場なのだ。

「あぶらかれい えんがわ」(450円)

豊富に揃うネタのなかでも『鮨ほり川』を訪れる人のお目当てとなっている一貫が「あぶらかれい えんがわ」だ。市場でもあまり出回らない品であり、長年市場に通う堀川さんだからこそ仕入れることができる一品。

上質な脂が口の中でとろけていく感覚は、大トロよりも上品で優雅。上にのせられるトマトの酸味もいいアクセントとなり、最高の口福感をもらたしてくれる。

「新子」(250円~)値段の変動はあるが比較的リーズナブルに新子を味わえるのも嬉しい

豊富な品揃えに迷う人も多いだろう。

この時期『鮨ほり川』を訪れたなら、ぜひ注文したい握りを一挙に紹介していこう。

「生すじこ」(350円)。9月下旬頃までは皮付きの筋子の状態で握る贅沢な一貫を味わえる

「生穴子」(250円)。6~8月が旬の穴子を活きた状態で仕入れ、お店で捌きたてを提供。あまりお目にかかれない珍味なのでぜひ味わってみて欲しい

「大トロ」(600円)。脂がたっぷりのった本まぐろの大トロは、口に入れた瞬間にシャリと一体となり、ハラリとほどけて消えていく

「生うに」(900円)。北海道産の無添加うにを使用しており、軍艦からはみ出るほどたっぷりとのせてくれる

「万願寺とうがらし」(200円)

『鮨ほり川』では野菜を使用した握りも豊富。この日は「万願寺とうがらし」と「めねぎ」、そして「エシャロットとうずらの黄味」をオーダー。

秋には松茸やキノコなども登場し、その時期毎に表情を変えていく野菜の握りは、訪れる度に季節の移り変わりを教えてくれる。

「めねぎ」(250円)

「エシャロットとうずらの黄味」(200円)。葱のような香りと、歯応えの良さが楽しめる一貫

「とまととうふ鍋」(1人前1,600円)

一人前から注文可能な小鍋料理も『鮨ほり川』名物

『鮨ほり川』に通いたくさせるのはつまみや握りだけではない。仕入れる魚介と野菜を組み合わせて作る小鍋料理も絶品なのである。

一番人気は、通年味わうことができる「とまととうふ鍋」。

胡麻と梅酢を混ぜ合わせて作る出汁のなかに、えんがわ、トマト、とうふと言った具材がたっぷりと入っており、濃厚ながらもさっぱりとした味わいで、いつまでも食べていたくなるほど美味だ。

「あわびとまつたけのしゃぶしゃぶ」(1人前2,500円)

これからの時期のおすすめは「あわびとまつたけのしゃぶしゃぶ」。

捌きたてのあわびと、香り高い松茸を贅沢にしゃぶしゃぶで堪能できるとあって、提供開始を狙って訪れる常連も多い一品だ。

出汁のなかで数秒しゃぶしゃぶしたらもう食べ頃

肩肘はって食べる寿司じゃなく、気軽に好きなものを好きなだけ食べたい夜には『鮨ほり川』を訪れ、季節の味わいを堪能してみてはいかがだろうか。

カウンターで腕を振るう店主・堀川さん

奥には座敷席も備え、宴会が行われることもしばしば

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