カロリー忘れて堪能したい悪魔のチーズグルメ3選

まろやかな味わいでとろとろのテクスチャーは、他の食材では代わりが務まらない。

そう、チーズは唯一無二のもの。そしてその本領は肉と絡めてこそ発揮される。

今回はチーズ旋風の火付け役となった韓国発の、肉と最高のマリアージュを遂げたチーズグルメを紹介する。


チーズのコクに、程良いピリ辛で女子を骨抜きにする悪魔の鍋
『タル家』の「プルプルチーズフォンデュ」

食べごろまで待つこと10分。その間、鉄鍋から漂う甘い香りがテーブルを満たす。じゃがいも、玉ねぎ、もやし、牛バラ肉、鶏もも肉。5つの具材にピリ辛スープが染み渡ったところで、GOが出る。

「ソースのレシピは企業秘密です」とは女性店長。

「プルプルチーズフォンデュ」S¥1,690(税抜)を開発したのも女性なら、オーダーする客も8割が女性という鉄板メニューだ


安価なチーズだけでは脂が浮いて固まるが、数種類をブレンドし、隠し味としていくつかの食材を入れることで、最後までとろとろが続くのだとか。

甘さ、辛さ、まろやかなコク。3つが渾然一体となり、口の中を満たしていく。濃厚ながらも不思議としつこくない。

過ごしやすい掘りごたつの席が嬉しい


罪悪感にさいなまれながらも、そのインパクトあるビジュアルには抗えない。

“明日から調整しよう”、そう誓ったならば箸を鍋へ……。説明不要の悪魔のひと皿だ。


豚肉と共にミルキーな新しきチーズを〝噛みしめる〟背徳感
『ヨプの王豚塩焼』の「極厚サムギョプサル×焼チーズ」

とろとろだけがチーズの魅力ではない。「焼きチーズ」¥1,080(税抜)という他ではめったにお目にかからないオプションで、女性客を虜にするのが新大久保に本店を構える『ヨプの王豚塩焼』。

14日間熟成させた厚さ3.5cmの肩ロースを焼き、葉野菜やキムチを挟んで食べるのは通常のサムギョプサルと変わらない。だが、ツウはそこに「焼きチーズ」を投入する。


型崩れせず、こんがりいい焼き目がつくのは、韓国チーズ発祥の地、イムシルの特産品だとか。ほんのり甘くミルキーな味わいが肉のパンチをマイルドに変換。

“もちもち”という独特かつ体験したことのないチーズの食感に、噛みしめるたび至福が訪れる。

「熟成肩ロースセット」¥1,580(税抜)は2人前からオーダー可。

カウンター席もある店内は、使い勝手が良い

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