ひとりご飯はちょっと贅沢な「とんかつ」に限る!青山の人気店はエリートの止まり木だった

「とんかつは地味だけれど、ひとつひとつの素材を吟味している」と話す店主がとんかつに一番合う肉として選ぶのは、岩手県産の岩中豚。その豚肉を一際美味しく食べるためにパン粉や揚げ方を研究。油には軽い揚げ上がりとなる米油を使用。肉は約150g、ごはん、味噌汁、キャベツ、惣菜1品付き。¥2,800


ほんのり甘く芳ばしい香りが煩悩をくすぐってくる。

いつも通り、ひと口目のかつに塩を少しだけつけて口に運べば、待ちかねたあの食感が、頭まで響く。

―サクッ

そして次の瞬間に感じるのは、空腹の世界から一気に抜け出させてくれる量感ある肉の噛み心地とジューシーな肉汁。極上とか言いたくない。ただただ、旨い!


偉大なのが衣と塩だ。このふたつの名脇役が肉の味をぐっと引き出してくれる。

衣は粗いけど軽やかで、肉との一体感も完璧。

次にふた切れ目は中心の大物をソースで。

子どもの頃から好きなソース味の大人版は、揚げ物と相性抜群ということで、ビールも加わればゴールデントリオ。

続いて左端の一番脂を含む肉にちょっと多めにソースを垂らす。熟したソースと上質な豚の脂は、まさに最強のごはんのお供。


ラストのひと切れを再び塩で味わい、自分史上最高のひとりごはんが完了。

賞味20分。日常にこういう贅沢があるから、明日の仕事も頑張ろうと思えるんだ。

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