1/3のイノセンス ~友達の恋人~
恋心の本質は、エゴイズムだ。
それが片思いなら、尚更。恋をすると、独占欲や嫉妬心に身体中を蝕まれ、イノセントな感情なんてきっと1/3にも満たない−。
広告代理店でコピーライターをしている橋本杏(24歳)は、同期の沢口敦史(24歳)に淡い恋心を抱いている。
“友達以上”の態度をとる敦史に期待してしまう杏。しかし敦史が恋人に選んだのは…あろうことか、杏を最も傷つける相手だった。
これはある男女が過ごしたひと夏の、切ないラブストーリー。
この記事へのコメント
杏が羨ましくて自分から仕掛けるって…
可愛くない子だな
そんな打算で始まった恋うまくいくとも思わないし、傷心で甘えたい時に適当な男なんてたくさん見つかるだろうになんでわざわざ友達との関係危うくすることするのかな。
大人になっても付き合える友達って貴重なのにな。