男女平等社会と言われて久しいこのご時世に、大学時代の最終章ともいえるのは4年時の「就職活動」。
この時の選択は、その後の人生を大きく変えるGATE(入口)だ。
これは、若さと美貌、また裕福な実家というバックグラウンドを兼ね備えた女子大生たちの、22歳(就職内定時)・23歳(社会人1年目)・27歳(社会人5年目)時点の人生を描いたものである。
果たして22歳時の選択は、その後の人生にどう影響をもたらすのだろうかー?
前回までは、「就活は婚活」と言い切り、CAとして華々しい生活を送るものの、結婚後「他人から与えられる幸せは長続きしない」ということに気づいた英理佳を紹介した。
今回は、そんな英理佳の親友の1人である「葵」の大学4年、就職活動時のお話。
「総合商社の総合職は、ほぼ不可能だと考えた方がいいね」
大学のキャリアセンターで、担当職員にそう言われ、葵は肩を落とした。
「女の子だし、一般職の挑戦も考えてみたら?まぁ、商社一般職は昨今、早稲田や慶應の女の子たちも狙っていて、さらに狭き門になっているけどね」
自分......
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この記事へのコメント
きっとお父さんのコネも使えたはずなのに自分の力で努力は偉い!
バブル崩壊で、新卒一般職でも就職できなかった私ですが
今の会社に契約社員で転職し、
ずっと契約社員かと思ったら社内の制度が整い
契約社員→専門職→総合職と転換出来ました。
だから、葵にも頑張って欲しい!