世界を股にかけるIT企業社長が選んだ女性とは?意外な私生活と結婚観

「LAはシーフードが美味しくて、丸秀のサンタバーバラ産のウニが最高です。LAに来てまでウニ?と思われるかもしれませんが、是非一度ウニ丼を食べにきてください。

あとは、買った魚をその場でフライにしてくれるマーケットがたくさんあって、特にサンタモニカにある『Santa Monica Seafood Market & Cafe』が好きですね。オイスターとイカ墨パスタが絶品です」

移住先の「食」事情は非常に重要だ。食材が豊富で日本食も簡単に手に入り、しかも美味しいとは、確かに長く住むのには抜群の環境かもしれない。

「あとは、気候がよいところが好きです。1年中穏やかで海が近くて本当に過ごしやすいです。特に夏は、日本の猛暑が嘘みたいにカラッとして気持ちよいです。サンタモニカビーチでのんびり読書するのが至高のひとときですね」

話を聞いていると、なんとも快適に聞こえてくるLA生活。もう一つの拠点であるシンガポールはどうなのか尋ねた。

「シンガポールは、小さな国なのでどこに行くにも近いところが便利ですね。

ローカルフード屋台のチキンライスやラクサも、日本で食べるよりずっと美味しいです。ただ、一年中暑いので気候はちょっと苦手なんですけどね」

そう言って、やわらかな笑みを浮かべた。

蒼太は、飛ぶ鳥を落とす勢いのIT企業の社長で、美味しいお店に詳しく、トリプルライフを満喫している男だ。こんな彼を射止めた奥様とははどんな女性なのか、奥様との出会いについて尋ねた。

「僕は、今39歳ですけれども、自分が結婚して子供がいることは僕自身も驚いています。20代で起業して、会社を大きくすることに夢中だったから、結婚をする気なんてなかったです。誰かを養うというイメージもつかなかったですからね。

35歳を過ぎて、会社の規模が拡大して拠点を世界にも、と決めて動き出したときに、ちょうど妻と出会い半年ほど付き合って結婚しました。

出会いは、友人主催のバーベキューです。第一印象は、“この人は肝っ玉かーちゃんになりそう”でした(笑)」

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