大正14年創業の老舗洋食屋である『レストラン 香味屋』を訪れたなら「タマゴサンド」をぜひ味わって。
唯一無二の柔らかな食感とバターの香りが食べるものを虜に!その美味しさを動画でお伝えしよう。
創業94年の老舗で味わう心温まる至極の料理
大正14年創業の老舗『レストラン 香味屋』。初代料理長から現在の五代目料理長まで、脈々と受け継がれてきたレシピを元に供される料理は、ホッと心を和ませてくれるような品々ばかりだ。
同店を代表するメニューのひとつが「タンシチュー」。4~5日間かけて箸でも食べられてしまうほど、柔らかく煮込まれたタンと、丁寧に仕込まれたドミグラスソースの奥深い味わいは、食べたもの全てを虜にするほどの美味しさだ。
創業当時から提供を続ける「オムライス」も人気。
全卵1個に卵黄2個を使い、ツヤツヤとした美しい卵をまとうのはケチャップライス。チキン、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、グリンピースといった王道の具材たちが、ライスの中から次々に顔を出し、食べ進めるのが楽しくなってしまうほど。
ケチャップや塩胡椒だけでなく、セロリパウダーやガーリックパウダーなどを使い、奥深い味わいに仕上げているからこそ、上からケチャップソースをかける必要もないのだ。
25年ほど前にお客様の要望で提供を開始したコロッケから派生して誕生したのが「牛タンのコロッケ デミグラスソース添え」。
サンドイッチに使用するパンを同様のパンを使用し、通常よりも細かいパン粉を使うことで薄く上品な衣は、ナイフを入れればサクッと小気味良い音を立て、頬張るとほのかな甘みが感じられる。
唯一無二の「タマゴサンド」に心が痺れる
『レストラン香味屋』を訪れたなら、ぜひオーダーして欲しいのが「タマゴサンド」だ。
注目すべきは、タマゴの柔らかさ。テーブルにトンと置かれた瞬間にその柔らかな食感が伝わり食欲をかき立てられる。
バター、塩胡椒を加えた卵液を熱したフライパンに流し込み、すぐに火から下ろしてスクランブルエッグを作るのだが、この完成のタイミングは3秒違えば食感が全く変わってしまうと言うのだから、職人技を感じずにはいられない。
パクリと頬張ると、バターの香り、柔らかなタマゴの食感、優しいタマゴの甘みが口いっぱいに広がっていき、口福感が押し寄せてくる。
長年多くの人に愛され続けた味を、歴代シェフが受け継ぎ守り続けている『レストラン香味屋』。
大切な人と心温まるひと時を過ごせるだろう。
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