GWは美味しいものを食べるグルメウィークに!洒落た大人がこぞってオススメする松濤のフレンチとは?

グルメウィークともいえるGW。せっかくの連休だから、駅から少し足を延ばして話題の店に行ってみたいものだ。

東急本店を背に松濤方面へ。住宅街へと差し掛かる直前、突如現れる緑の店構え。松濤公園を正面に見据え、静寂が支配するこの場所で、仲間と集う大人たちの活気が外にまで漏れ出している店がある。

発売中の月刊誌・東京カレンダー6月号では、そんな艶やかな大人たちと彼らが集う話題の店を一挙ご紹介!


渋谷の最深部、松濤には「仲間と語らう大人たち」が集うプチパリがある
『Sans Déconner』

東京の西側に住む大人がこの街で仲間と語り合うとき、最深部である松濤へと足を運ぶ。なぜならそこには、喧騒とは無縁の〝渋谷〟があるからだ。

昨年6月にオープンした『ソンデコネ』。この店のメニューはというと、21時までは¥7,000(税サ込)のコースのみ。


供される一皿それぞれに名前は特になく、説明も素材を2つほど伝えるのみというシンプルさ。

その理由は、渋谷将之シェフいわく「料理はおまけ。一緒に過ごす人との時間が楽しくなってくれればそれでいいかなと」。


コースの内容は仕入れ次第。月替わりでも週替わりでもなく、日替わりで、自由気ままなひと皿をゲストは楽しむ。店名の由来は尊敬するフランス人シェフの口癖から。

「辞書にものっていない言葉ですが、その意味を知ったときに、自分にぴったりだと思って(笑)」と渋谷シェフ。


実際、テーブル席に座る30代と思しき男女3人組は、「どんなふうに調理してるんだろう?」と、料理を主役に会話が盛り上がっていた。経験と五感を総動員しながら、あれこれ推理する。


時にスタッフに質問し、新しい発見をする。そんな会話が楽しい時間を生み出していく様子はパリのビストロさながら。大人が仲間と語らうのには、理想的な空間だ。

メインシェフの渋谷将之さん以外のスタッフも、全員が料理人。店を開く際に手伝って欲しいと声をかけたところ、快諾して来日したというフランス人ふたりの存在もまたパリのような雰囲気を盛り上げている。

18席のこぢんまりとした店とあなどるなかれ。店内はエネルギッシュな空気に満ち、大いにリラックスして語りあうゲストたちであふれている。洗練された出で立ちのカップルや、カウンター席には明らかに上質なジャケットに身を包んだおひとり様の姿まで。

この店で見つけた艶やか美女に、実際に声を掛けてみた!

ディナーをしていた男女3人組に話を聞く。齋藤さんがディナーに誘ったのは、10代のときから色恋抜きでずっと仲がいい外資系化粧品メーカーに勤める女友達と、最近よく一緒に食事会に出かける20代の男友達だとか。

斎藤大吾さん(36歳)

IT系企業経営

現在は港区在住だが、その前は渋谷に住んでいたという斎藤さん。「業種も年齢も異なる人間と飲むのが純粋に好き。コース料理は普段あまり食べませんが、今日はどの料理も素晴らしくて、このコースで¥7,000はお得感ありました」。

いきつけの店/『Le Nougat』@銀座
最近訪れて印象に残っている店/『KAZAN』@銀座

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