「やっぱり東京に住みたい」地方暮らしに耐えられず、夫との別居婚を選んだ女の執念とは

東京には、様々なライフスタイルを持つ者がいる。

中でも、最近特に注目されているのが「デュアルライフ(2拠点生活)」だ。

通信機器の発達により、東京と地方、東京と海外などでデュアルライフのための環境が整ってきたことも大きく影響しているのだろう。

では、その実際の暮らしぶりとは、どのようなものだろうか?その実態を覗いてみる。


名前:神山真理子 42歳(仮名)
住まい:白金高輪/平日、富山/週末
職業:元女医
家族:開業医の夫と娘1人(8歳)


アッパー層は、子供の教育に惜しみなくお金をかけることができる。子供の教育のためなら、地方と東京でデュアルライフを送ることさえ厭わない人もいる。

真理子は、都内の大学病院で内科医として勤務していた元女医。結婚して母親になった現在は、娘を東京の有名私立小学校に通わせるために平日は白金高輪に住み、週末はご主人の住む富山に帰るという生活をしている。

今回、「娘が学校に行ってる合間になら」と指定された待ち合わせ場所『スラッシュカフェ』に現れた真理子。高身長で人目を惹く美人で、どこかの雑誌の読者モデルのような雰囲気を持っている。

彼女のご主人の実家は、代々富山で病院を営んでおり、地元では人望も厚い名家だ。そこの長男であるご主人は、真理子との結婚を機に病院を継ぐため富山に戻った。

まずは、セレブ婚を手に入れた真理子にご主人との出会いを尋ねると、

「実は私たち、お互い再婚同士だったんです」と真理子は語り始めた。

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