実家暮らしの恋 Vol.12

危機的同棲カップルに必要な、たったひとつのこと。病床の母が込めた願いに未熟な2人が気付くとき

東京で1人暮らしを始める際、家賃の高さに目を疑う人も多いのではないだろうか?

特に23区の人気エリアでは、狭い1Kでも10万円を超えることはザラ。まだ収入の低い20代の若者たちの中には、“実家暮らし”を選択する者も少なくない。

家賃がかからない分可処分所得が多くなり、その分自分の好きなことにお金を使えることは、大きなメリットだ。

大手総合商社で働く一ノ瀬遥(28)もそのうちの一人。

仕事は完璧、また収入の大半をファッションや美容に投資できる彼女はいつも隙なく美しく、皆の憧れの的。最近は新しい彼氏もでき、全てが順風満帆…のはずだったが!?

ウキウキの同棲生活がスタートするも、すれ違う遥と圭介。お互い他の異性からの誘惑に負けそうになるも、遥の母が倒れ事態は一変する。

遥から頼まれ家に帰った圭介は、遥が大切に取っていた「あるもの」を発見し…?


圭介が見つけたもの


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遥へ

大石さんと暮らし始めて数ヵ月が経ちましたが、どうですか?

先日連絡をくれた時、あなたは毎日の暮らしに奔走しているようで、母としては実家暮らしが長くのんびりしていたあなたを心配したり、まあ大丈夫かな、と思ってみたりしています。

まだ結婚したわけではな......


この記事へのコメント

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No Name
なんだかんだで良い話でした。
2019/04/21 05:2599+返信11件
No Name
遥のご両親素敵だね~。
5年後、、えみりどうなったのかぁ。
2019/04/21 05:2399+返信5件
No Name
泣ける。
2019/04/21 05:4399+返信5件
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