「イマドキな雰囲気がありながらグランメゾン」が、大人の本命デートに効きすぎる!

そろそろ大切な人の記念日ぐらいはグランメゾンを選んでもいい年齢。でもオーセンティックで仰々しすぎるあの雰囲気はトゥーマッチ。

日本橋兜町に誕生したここなら、立地からして経験したことのないディナーが楽しめる。


シャンデリアの明かりと絨毯の沈み方で実感。高級感ってこういうこと
『アサヒナガストロノーム』

グランメゾンというと仰々しく、一世代前の大人が好むイメージがある。

だからといって我々に不要かというと、そうではない。やはり格式あるレストランで大切な人と過ごす時間は特別なものだ。


ここ日本橋兜町に誕生した『アサヒナガストロノーム』は、まさに今の大人にちょうどいい。

東京証券取引所がある世界有数の金融街。夜は一転、静かなエリアに変わる。

「証券取引所前」の信号を入った通りにあり、石壁と水銀灯の光が印象的。

「パリの郊外を彷彿させる街の雰囲気に惹かれました」と語るのは、この地を選んだシェフの朝比奈 悟氏。あのジョエル・ロブションの愛弟子である。


扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、ルイ・ヴィトンの家具コレクションなどを手掛けるマルセル・ワンダース氏による「moooi」のシャンデリア。

ゆったりとした間隔でテーブルが配置されており、優雅な時間を過ごせる。


優美な細工が両面に施されたカトラリーは、フランスの老舗銀食器メーカー、クリストフルのジャルダン・エデンシリーズ。

そんなスタイリッシュかつラグジュアリーな空間で最初に提供される一皿は、ふたりでシェアするフィンガーフード。

小さなポーションで提供されるアミューズブーシュ「グルヌイユのクルスティアン エスカルゴのタルト フォアグラのリエット」。ディナーコース¥18,000(税サ別)からの一例


エスカルゴはタルト仕立てにしてみたり、カエルはカダイフを巻いて揚げてみたり、古典フレンチを代表する食材も現代的にアレンジしている。

料理を手で口に運ぶと、緊張感が自然とほぐれていく。

「料理には、伝統と現代を共存させています」と朝比奈氏が言うように、その後も既視感無き料理が続く。

「仔牛 ロース肉を低温調理し、シャンピニオンのヴィエノワーズとそのフリカッセ」。

「比内地鶏のショーフロワーとその手羽先のキャラメリゼ 牛蒡のクーリ」。ともに、ランチコース¥4,800(税サ別)からの一例。


特に、ディナーコースで供される〝真っ白なリンゴ〞のインパクトは抜群。

「ポムダムール マスカルポーネのムース、エピス風味のリンゴのキャラメリゼ バニラとカルバドスのアイスと共に」は、フランスの伝統的な菓子であるタルト・タタンを、現代的に再構築したデザート。

シナモンやアニスなど香り付けしたリンゴがアクセントとなり、大人好みのテイストに。


こんな特別感溢れる食事、しかも、兜町。ほかの記憶とは紛れることはない。

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