東京23区男子 Vol.2

女は、狩りに行かなくても寄ってくる。芸能人と付き合うのも当たり前な、港区男子のデート事情

東京23区ー。

東京都の中心となる23の「特別地方公共団体」の「特別区」のことを、私たちは東京23区と呼ぶ。

23ある中の、どの区に住んでいるかによって、その人の傾向や特徴は如実に表れるもの。

料理研究家として活動する青柳里香(28歳)が、各区の男たちとデートを重ねることで感じた、それぞれの特徴と生態とは・・・?

前回は、渋谷区スタートアップ系男子に出会った。今週は?


デート前日の夜。絵文字も何もないシンプルな内容と共に送られてきた店情報を見て、私は一人で心を躍らせていた。

明日のデート相手は、食事会で出会った31歳の亮介。

外資系証券会社勤めで家は青山一丁目。幼少期を海外で過ごしていたため語学堪能、高収入な上に見た目も洗練されているという、典型的な港区男子だった。

—彼が好きそうな“いい女”感が溢れる雰囲気でいこう。

そう意気揚々とデートに挑んだのだが、デート開始前から、私は港区の洗礼を受けることになる。

亮介が予約してくれた『エルバ ダ ナカヒガシ』は西麻布交差点付近にあるのだが、地図上で確認すると六本木駅と広尾駅の中間にある。どちらの駅で降りるべきなのか。

—港区民には、“駅近”という発想なんてないんだろうなぁ・・・

この街は、タクシー移動が大前提。歩くという発想は皆無だし、終電を気にするとか、電車に振り回されることもない。

ピンヒールを履いている女性の割合が異常に高い理由に、無駄に一人で納得しながら、私は賑わう六本木駅からタクシーに乗り、西麻布を目指した。

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