六本木&西麻布の華金のリアルがここに!王道スポットで楽しみまくる人々をキャッチした!


20時まで続くハッピーアワーがヒルズエリートたちを引き寄せる
『TUSK』

六本木ヒルズで夕方からいち早く賑わい出すといえば、『TUSK』をおいて他にない。

この店の懐の深さは、ヒルズワーカーたちには周知の事実。その理由としては、オールデイのダイニングバーであるということだ。

平日のランチに始まり、残業後の1杯、週末は映画デートの前に小腹を満たすなど、万能に対応する。


また、六本木通りに面した1階という立地もいい。2軒目、3軒目への移動はスムーズだし、終電前駆け込みでサクッと飲むのにも便利だ。

それだけに「とりあえずTUSK」、という選択をしてしまうのも、無理はない。いつ、誰とどんなシーンでも使える店というのは、港区では案外貴重なのだ。

11月からは24時スタートという“ミッドナイトハッピーアワー”もスタート。終電後でも手ごろな金額で飲めるのも重宝する理由のひとつだ。ビールは「ステラアルトワ」¥800のボトルが人気


実際、金曜日の夜は「とりあえずビール」をオーダーするヒルズエリートがあちこちに。ボトルを煽りながら、待ち人と連絡を取ったり、2軒目の相談をしたり。

通常よりも長めの20時までという、ツボを突いたハッピーアワーが、忙しいエリートたちの心をくすぐっている。

ここでキャッチしたのは…左から、吉永友梨菜さん(27歳)、中村一平さん(28歳)、水上玲來さん(28歳)

この金曜日のハッピーアワーでは、六本木ヒルズにオフィスを構える外資系企業の3人組を直撃した。

「会社の人にバッタリ会っちゃうことが頻発!」と水上さんが笑えば、「同僚がまだ終わらないというので、先に1杯やってました」と話す中村さん。「ここがあれば、一日中ヒルズから出ない日もありますよ」と吉永さんもヘビーユーザーのようだ。


限られた者たちにだけ開かれる、これぞ港区的カラオケ
『西麻布 glam』

星条旗通りの中ほどに、闇夜に溶け込む漆黒の壁が続く。外からは営業しているか、はたまた店なのかさえ一切窺えない。

数台の防犯カメラが睨みをきかせる壁の内側は、知っている人間でなければ、足を踏み入れることは不可能。それがラグジュアリー過ぎる隠れ家と噂される、会員制カラオケ『glam』だ。

とある金曜日、深夜25時をまわるころ、会員制カラオケで寛ぐ人たち。職種も年齢も違う彼らの共通点は、ただこの夜を楽しもうとしていることだけ。お金も、時間も気にしない大人たちの、奔放な高揚感に満ちていた。

指紋認証によって黒い壁の一部が開かれれば、そこはもう別世界に

予約時間になるとスタッフの出迎えとともに、黒い壁の中央の小窓がオープンする。顔、指紋、パスワードのいずれかでの認証が求められる。会員になるには、現メンバーの紹介が必要。

出口は3か所もあるから、客同士のバッティングも防ぐことができる。それゆえ、秘めたる会が多い港区の大人たちにも嬉しい。

室料は1室1時間¥15,000~(税サ別)

日本でここだけといわれる、滝が流れ落ちるエントランスをくぐり抜け、ロマネコンティをはじめとする5大シャトーが眠るワインセラーを横目に階下へと進む。

毛足の長いふかふかの絨毯が敷かれた個室は、お手洗いまで完備された、完全なプライベート空間だ。内装工事だけで4億円かかっているとの噂も。

会員のリクエストに全力で応えるのがモットーゆえ、過去には流しそうめんや北京ダックのケータリングまで対応したこともあるとか。

滝が流れる入り口は、酔いを冷めさせないゴージャスさ

当然、サービスも一流。上場企業の役員からIT長者、有名人まで会員の職種はさまざま。共通しているのは客単価平均5万円ともいわれる支払いにひるまない懐のみ。選ばれし者だけが足を踏み入れることができる、港区の隠れ家だ。

ここでキャッチしたのは…「港区住み」が共通点というこの4人

投資会社に勤める藤林謙太さん(31歳)を筆頭に、外資系アパレル本社勤務の重田さあやさん(27歳)、大手金融機関で働く加藤涼子さん(28歳)、自営業の大木悠哉さん(25歳)という港区在住の4人組が寛いでいた。

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