嫌われる女 Vol.10

あれ?いつの間にか、“私”の話に...。人の会話を全部横取りする、姫気質な女

世の中には、なぜか“女に嫌われる女”というものが存在する。

女がその女の本性に気づいても、男は決して気づかない。それどころか男ウケは抜群に良かったりするのだ。

そんな、女に嫌われる女―。
あなたの周りにもいないだろうか?

明治大学卒業後、丸の内にある証券会社に勤務する高橋太郎(28)は、ただいま絶賛婚活中。

さまざまな女性と出会う中で、太郎は女友だちから「見る目がない」と散々ダメ出しを受ける。

これまでに、微妙な友達を紹介してくる女や結婚した途端に上から目線になる女がいた。今宵、そんな太郎が出会った女とは・・・?


太郎は、『カラペティ・バトゥバ』の個室で女性の話をじっと聞いている。

目の前には、今日会ったばかりの有香と明子が座っているが、先ほどから2人は激しい攻防戦を繰り広げている。

果たして、この食事会の行き着く先はどこなのだろうか・・・?



話は2時間前に遡る。フットサル仲間の翔から誘われ、太郎は今日の食事会に参加したのだ。

翔は広告代理店勤めで、顔が広い。何度か翔が開催している食事会へ参加したことがあるが、女性陣のレベルは毎回かなり高く、こちらが萎縮するほどだ。

今回も、有香と明子が登場した瞬間に場がパッと華やぎ、太郎は心の中で“さすが翔!俺は一生お前についていくよ!”と思った。

元々翔は明子と仲が良く、2人のことを紹介してもらうことになったのだ。

最初は、良かった。しかし暫く会話をしているうちに、太郎は引っかかりを覚え始める。

一見楽しく会話をしているし、女性陣も話し上手で盛り上がっていた。だが、そこには目には見えないピリピリしった空気が漂っていたのだ。

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