真の大人のデートは、白金一択!これぞ決定版、絶対に外さない白金の名店はこの4軒!


我々東京カレンダーは、常々、「港区」という街を積極的に取り上げてきた。

だが、そんな中でも、六本木や西麻布とは全く異なるオーラを放つエリアがある。それは……白金。

白金といえば、高級住宅街でありながら、かつては陸の孤島と呼ばれ、その実態はベールに包まれている。

そこで月刊誌東京カレンダー12月号では、いわば聖域とすら思えるこの「白金」という街に、あえて切り込んでみる。

聖域ゆえに、選ばれし者のみが集い、洗練された落ち着きを持った街、白金。

その街は、成熟した大人が特別な夜を過ごすのにふさわしい。

そしてそんな最上級の街でのひとときは、ふたりの距離を穏やかに縮めてくれるのだ。

今回は、そんな白金だからこそ存在し得た、上質なレストランを余すことなくご紹介。

絶対に訪れるべき、極上の美食空間をご覧あれ。

北里通りを一本入った、公園や薬局が並ぶごく普通の商店街で、ひと際趣を放つ扉。100年前のフランスの扉というアンティーク品だ。


この扉の向こうに「白金っぽさ」のすべてがある
Les Alchimistes


重厚なアンティークの扉を開けて店内に入ると、すぐに厨房に立つシェフの姿を目にするだろう。

『アルシミスト』は、まだシェフズテーブルという言葉が浸透していなかった2011年、山本健一シェフがひと足早く作った店だ。

今年の7月に新たなデザインに生まれ変わった『アルシミスト』。白を基調としながらも、パープルのポイント使いの壁紙やソファでアクセントをつけている。華美すぎずでも上質。これがまた白金らしいのだ


「僕がお客さんの顔を見たかったんです。喜んでもらえているか、食べるスピードがどうか、お酒をどれくらい召し上がるかなど、自分の目で確認したいですから」と、山本シェフは厨房と客席に垣根がない理由を話す。

店は8年連続ミシュランの星を獲得しているが、それはコミュニケーションするように料理を作る姿勢あってこその結果かもしれない。

ゆえに客層も本質を知る大人が多く、店内には上質かつアットホームな時間が流れる。

もちろん、食レベルの高い白金を代表するフレンチだけあって、新たな味わいへの探究心も強い。

蝦夷鮑に藁でとった出汁を注いで完成させる一品。南部鉄器から出汁が注がれる際の香りやアクションも楽しい。


蝦夷鮑の一皿がいい例だろう。

炙った蝦夷鮑にあおさ海苔やオカヒジキ、レモンコンフィを合わせ、最後になんと藁でとった出汁を注ぐ。カツオのたたきなどで使う、あの藁である!

この出汁が意外なほどの旨みを醸し、海の恵と重なることでさらに奥深くなる。舌と香りで感じるサプライズなのだ。

そんな未知の領域の美食体験が大人の知的好奇心をおおいに刺激する。

こちらは五島列島のハガツオにマリネした赤ピーマンといちじくを重ねた逸品。

ソースは赤ピーマンをマリネした際のオイルやシェリービネガーなど。

山本シェフはフランスの各地方で修業経験があり、この料理はフレンチバスクを感じられる作品となっている。

メインディッシュはフランス・ロゼール産仔羊の鞍下肉(ロースの下)を真空で低温調理した一皿。

ソースは仔羊の出汁に木の芽のオイルと柚子を合わせたもので、炒めたきゅうりととうもろこしを添えている。

仔羊の脂と香りのアクセントが絶妙にマッチ!

料理写真はすべて、¥19,440のディナーコース。(コースは¥10, 800~、サービス料別)

また同店は、こちらの自家製パンも密かな人気。

3種のパンには滋賀県のスペルト小麦、淡路島のデュラムセモリナ、北海道のキタノカオリをそれぞれ使用。

¥19,440 のコースでは3 種すべてを食べることができる。


決して鼻につくような華美さやぎらつきは無く、でも圧倒的な上質さ、そして本物の輝きを持つ。

『アルシミスト』は、そんな白金の街を体現したようなお店なのである。

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