昭和40年 墨田区 白沢団地
300メートルの長さを誇る巨大団地。夢見る家族の憧れの住まい。
敷地内の遊び場で、命を謳歌する子供の声がいつまでも鳴り響く。
そこに、未来を疑うものはいなかった。
20歳を機に、大学近くに下宿をするため、1人の青年がその団地を後にしようとしている。
......
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この記事へのコメント
前半の映画のような展開から、後半のトリック、そしてラストのテーマまで、一気に読んでしまう。
人間の闇。時代の闇。面白過ぎる。
しかも第1章って!