まだまだ続く茹だるような東京の夏。日中の暑さはもう外が歩けないレベルだ。
そんな今夏、ビジネスマン&ウーマンのアフター5で人気を博しているスタイリッシュなお店があるという。
そこでは、旨いアテはもちろん、気持ちも華やかにするビールを提供しているとか。
今回はその人気店8軒とそこで飲めるビールを紹介。まずは各店が一押しするビールに迫る!
イタリアの文化を育んだプレミアムビール
働き方改革の影響もあって、ますますビジネスマン&ウーマンの定時帰宅が増加する昨今。「アフター5」という言葉も過去のものではない。
まだ日も落ちきらぬ夕刻に、仲間と日々の頑張りをねぎらい合いながら飲む一杯は格別だ。
そこでうってつけなのがイタリアのビール「ペローニ ナストロアズーロ」だ。最大の魅力は、軽やかで爽やかなその味わいにある。
それは、「食の国」イタリアらしい、丹念な製造法ゆえ。三世代にわたる才能溢れる醸造一家が、ミネラル豊富なイタリアの水をベースに匠の技で仕上げている。
副原料であるトウモロコシには、「ノストラーノデリソラ」と呼ばれる、このビールのためだけに栽培されている品種を使用するこだわりよう。
醸造の過程で3度投入されるホップと相まって、軽やかで爽やかな味わいを生み出している。
当然、歴史も深く、醸造するビラ・ペローニ社は、1846年の創業という老舗。そして、この「ペローニ ナストロアズーロ」は、60年代のイタリア文化華やかなりし頃に誕生した。
その名の由来も、20世紀はじめに行われた客船による大西洋横断レースで、イタリア代表の船舶であるオーシャンライナーレックスが見事獲得した賞からのものだ。
こんな逸話を鑑みても、まさにイタリア文化を担う存在であることは間違いない。
これらを踏まえれば、「ペローニナストロアズーロ」が、本場イタリアでいかに国民的に愛されているかがおわかりだろう。
そして今年、日本へと本格上陸を果たしたこのビールが、早くも高感度な名店たちから注目を集めており、ドラフトサーバを導入する店も増加中なのだ。